
手帳を使う前の私は、ずっと「メモ用紙派」でした。
必要なことはメモ用紙1枚に書いて、びりっと破って、冷蔵庫に貼る。
それが、いちばん楽だと思っていたんです。
書いた内容が終われば捨てればいいし、気軽に書ける。
だから、メモ用紙は毎日どんどん減っていって、百均のメモを毎月何冊も買っていました。
冷蔵庫が、メモでいっぱいになっていった
ところが、あるとき気づいたんです。
「楽なはず」のメモが、だんだん楽じゃなくなっていることに。
冷蔵庫に貼ったメモが、どんどん増えていく。
長期の予定だと、1ヶ月も2ヶ月も同じメモが貼られたままになる。
そして冷蔵庫のメモは、水が飛んだり、日焼けしたり、角がめくれたり、少しずつ変形していきます。
さらに困ったのが、「不要になったメモを探す作業」でした。
たくさん貼ってある中から、もう終わったメモだけを見つけて剥がす。
この作業が、思っていた以上に大変になっていったんです。
「日付の欄に書けばいいだけ」だと気づいた日

ある日ふと、こんなことを思いました。
「これって、日付の書かれた手帳に、イベントごとに日付の欄へ書けばいいだけの話じゃない?」
一気に目の前がひらけたような感覚でした。
メモ用紙は、自由で気軽。
でも、日付がないから、長期予定や先の予定がどんどん散らばっていく。
そして「管理する場所」が冷蔵庫になってしまう。
だったら最初から、日付のある場所に書けばいい。
「探さない仕組み」を作ればいい。
そう気づいてから、私は百均のメモを買うのをやめて、手帳に移行しました。
散々迷って、選んだのはほぼ日手帳でした。
スマホのスケジュールアプリではなく、紙を選んだ理由
冷蔵庫にメモが溜まっていくなら、「スマホのスケジュールアプリを使えばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
もちろん、スマホのアプリは便利です。
予定の通知もできるし、検索もできるし、家族と共有することもできます。
それでも私は、スマホではなく紙の手帳を選びました。
理由はシンプルで、紙の方が私には管理しやすかったからです。
そしてもうひとつ、これはとても個人的な理由なのですが、私は自分の字が好きなんです。
字はとてもきれいとは言えません。むしろ汚い方だと思います。
でも学生時代から、教科書や問題集を見て覚えるよりも、自分の字で書いたものを見て覚えるタイプでした。

スマホの画面に整った文字で入力するより、自分の手で書いた文字が並んでいる方が、頭に入りやすい。
私にとっては、その感覚がとても大きいです。
それに、書いたときに紙につく文字の跡を、指先でそっと触れるのが好きです。
ペン先が紙に当たって残る凹凸が、ちゃんと「書いた」という実感になります。
さらに言うと、昔の私はメモ用紙を買うのも好きでした。

メモ用紙は確かにすぐになくなります。
でも、最後の1枚を使い切って台紙を捨てる瞬間が、なんだか気持ちよくて。
「次はどんなメモを買おうかな」と、ちょっとワクワクできたんです。
スマホのアプリに全部まとめてしまうと、便利な代わりに、そういう小さな楽しみがなくなってしまう。
だから私は、紙に書く方が合っていました。
手帳に憧れていたのに、私は「使えない人」だった

実は私、小さい頃から手帳にずっと憧れていました。
父が会社で取引先などからスケジュール帳をたくさんもらってきて、それを「落書き帳代わり」に私へくれていた時期があるんです。
でも当時の私は、マンスリーページもウィークリーページも、絵を描くには邪魔にしか見えなくて、
「いったいここに何を書くんだろう?」
「こんなに毎日書くことがあるんだろうか」
そんなふうに思っていました。
中学になっても高校になっても、手帳は使わず。
バイトをするようになって、楽しそうに手帳を書いているバイト仲間を見ても、
「何を書いているんだろう?」
「手帳を買うなんてもったいなくない?」
としか思えなかったんです。
何年も経って、ようやくわかった「手帳の楽しさ」

そこから何年も経って、ようやく私も手帳を書く楽しさがわかってきました。
手帳って、「毎日びっしり書ける人」のためのものじゃないんですよね。
書くことが少ない日があってもいいし、空白があってもいい。
でも、日付のある場所に予定や記録がまとまっていくと、あとから見返したときにちゃんと自分の生活がそこに残っている。
メモ用紙の頃は「該当のメモを探す」そして「終わったら捨てる」が前提でした。
でも手帳は、「日付で検索できる」「残しておける」。
それが、私にとっては大きな違いでした。
手帳を始めたいけど迷っている方へ
もし今、
- 手帳に憧れはあるけど、使える気がしない
- 何を書けばいいかわからない
- スマホやメモで済ませてきた
そんなふうに感じているなら、昔の私と同じかもしれません。
でも、私は「冷蔵庫メモ」をきっかけに、ようやく手帳にたどり着けました。
手帳は、完璧に使うものではなくて、自分に合う形に少しずつ育てていくものだと思っています。
「書けない人だった私」でも、今はちゃんと楽しめている。
この変化に自分でも驚いています。
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