
こんにちは、みすずです。
今回は、キングジムの「ヒトトキノート」3サイズ(スクエア/コミック/パスポート)の、使い心地や違いを比べました。
ヒトトキノートは、手帳みたいに日付を書いて使えるのに、ノートの自由さもある“中間”のような存在。
ページ数もほどよくて、最後まで使い切りやすいのが特徴です。
この記事では、
・3サイズの違い
・向いている人/向かない人
・紙質とデコとの相性(裏抜けなど)
をまとめています。
うさ子購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。
YouTube動画では、共通ポイント→サイズ別の特徴→紙質の順に、約4分でさくっと紹介しています(英語吹き替え/英語字幕あり)。
>>ヒトトキノート3サイズ開封を見る


キングジム ヒトトキノートとは


ヒトトキノートは、文具メーカーのキングジムが展開している、「手帳とノートの中間」のような位置づけのノートです。
最大の特徴は、日付が印字されていないこと。
あらかじめ年月日が入っている手帳とは違い、自分で日付を書き込む“フリーデイリー”タイプなので、毎日使わなくても気になりません。
「今日は書きたい」「今月はお休み」そんな波があっても大丈夫。



手帳のように使えて、でも手帳ほど縛られない。そんな気軽さがあります。
また、全サイズ共通で以下のような工夫がされています。
- 180度フラットに開く製本
- インデックス+定規として使える下敷き付き
- 表紙裏にポケット付き(カバータイプは前後/リングタイプは後ろに2枚)
ノートとしてはやや機能的、手帳としてはやや自由。
そのちょうど真ん中にいるのが、ヒトトキノートの立ち位置だと感じました。
ページ数も多すぎないため、「分厚い手帳はプレッシャーになる」という方でも、比較的使い切りやすいボリュームです。
3サイズ共通の特徴
フリーデイリーとして使える
ヒトトキノートは日付印字がないため、好きなタイミングから使い始められます。
「毎日書かなきゃ」と思わなくていいのは、想像以上に気持ちがラクです。書きたい日にだけ書く、数日まとめて振り返る、そんな使い方も自然にできます。
デコしやすい設計
ページはシンプルなレイアウトで、余白も多め。
マスキングテープやシールを貼るだけでも、それらしく整います。
ガイドや日付欄があることで、まっさらなノートよりも「どこに何を書くか」が決めやすいのもポイントです。
使い切りやすい薄さ


ヒトトキノートは、いわゆる1年分の手帳よりもかなりコンパクトな設計です。
- スクエア:59ページ/厚さ約5.5mm/約170g
- コミック(ソフトカバー):99ページ/約7.5mm/約140g
- コミック(リング):128ページ/約17mm
- パスポート(ソフトカバー):127ページ/約8mm/約90g
- パスポート(リング):128ページ/約17mm
特にソフトカバータイプはかなりスリムで、「まずは1冊使い切ってみたい」という人にも取り入れやすい厚みです。
リングタイプはやや厚みがありますが、そのぶんページ数が多く、しっかり書きたい人向き。
用途に合わせて選べるのも魅力です。
分厚い手帳だと途中で重たく感じてしまう方でも、このボリュームなら心理的なハードルは低め。
使い切る経験を積みたい人にはちょうどいい存在だと感じました。
ポケットと下敷きの実用性
全サイズに、インデックス兼定規として使える下敷きが付属しています。
ページの目印になるだけでなく、まっすぐ線を引きたいときにも便利です。
スクエアサイズの下敷き


パスポートサイズの下敷き


さらに、表紙裏にはポケット付き。
リングタイプは後ろに2枚、横から入れるポケットがパスポートは1段、コミックは2段ついています。


ソフトカバータイプは前後にポケットがあります。


シールやメモ、レシートなどを一時的に入れておけるので、ノートと一緒に小物もまとめやすい設計になっています。
サイズ別の特徴と仕様まとめ



ここからは、スクエア・コミック・パスポートそれぞれの仕様と特徴を整理します。
まず大きな違いとして、ソフトカバータイプとリングタイプがあります。
- ソフトカバータイプ:表紙裏と裏表紙にポケットあり/リフィルのみ購入可能/180度フラットに開く/中央にミシン目入り(きれいに切り離せる)
- リングタイプ:ミシン目なし/リングで折り返して使える
また、コミックサイズとパスポートサイズにはラウンドジップタイプも展開されています。
布製カバーが付属し、ノート本体はやや小さめ設計。持ち歩き用の手帳感がより強くなります。



ラウンドジップタイプの中に入っているノートは、ソフトカバータイプより一回りほど小さめです。
スクエアサイズ
- サイズ:H180×W180×D5.5mm
- 質量:約170g
- 方眼:3.76mm
- ページ数:59ページ
- 見開き1週間で約半年分
正方形に近いフォルムで、広く使えるのが特徴です。
上部にドット欄があり、ここに日付を書いて使えます。
分割ガイドも付いているため、1ページを区切って使いやすい設計。


構成メモ、アイデア整理、家事ログなど、一覧性を重視したい用途に向いています。
スクエアサイズはリングタイプなし。ソフトカバーのみの展開です。
コミックサイズ
ソフトカバータイプ
- サイズ:H180×W117×D7.5mm
- 質量:約140g
- 方眼:3.5mm
- ページ数:99ページ
- 1日1ページで約3ヶ月分
縦長で日記に使いやすいバランス。中央にミシン目があるため、必要なページだけ切り取ることもできます。
リングノートタイプ
- サイズ:H180×W135×D17mm(リング含む)
- 方眼:3.5mm
- ページ数:128ページ
- 1日1ページで約4ヶ月分
- 両面2段クリアポケット:2枚(H84×W97mm/8ポケット)
リングで折り返せるため、机が狭くても書きやすいのが利点。ポケット数も多く、シールやカードを整理しやすい仕様です。
パスポートサイズ
ソフトカバータイプ
- サイズ:H133×W94×D8mm
- 質量:約90g
- 方眼:3.15mm
- ページ数:127ページ
- 1日1ページで約4ヶ月分
とても軽量で、持ち歩き向き。小さなバッグにも収まりやすく、外出先ログにぴったりです。
リングノートタイプ
- サイズ:H133×W110×D17mm(リング含む)
- 方眼:3.15mm
- ページ数:128ページ
- 1日1ページで約4ヶ月分
- 両面クリアポケット:2枚(H123×W75mm/4ポケット)
コミックサイズよりさらにコンパクト。方眼もやや細かめで、細字派や小さめ文字を書く人に合いそうです。


方眼が3.15mmなので、少し小さめです。
私は0.38mmのユニボールワンを使っていますが、パスポートサイズ(3.15mm方眼)では文字が少し窮屈に感じました。
1マスに1文字きっちり書きたい方は、実際に店頭で試し書きしてから選ぶのがおすすめです。
紙質と筆記テスト
ヒトトキノートの紙はやや厚みがあり、全体的にしっかりしています。
デコ前提のノートという印象で、一般的なボールペンやゲルインクペンでは、私の手持ちの中で裏抜けするものはありませんでした。
ただし、万年筆とクリーンカラードット、マイルドライナーのインクだまりは裏抜けしやすいです。
スタンプについては、フリクションスタンプとミドリの回転印は大丈夫でしたが、ミドリの浸透印は裏に抜けます。浸透印はどの手帳やノートでもほぼ抜けますね。
試し書き・表


裏側


ヒトトキシリーズでそろえると世界観が整う
ヒトトキシリーズには、マスキングテープやシール、付箋など、デコ向きのアイテムが非常に豊富に展開されています。


同じシリーズで統一すると色味やテイストが自然と揃うので、手帳デコ初心者さんでも整ったページが作りやすそうです。
公式サイトや楽天、ロフトなどでは、年末年始に福袋やセット商品が販売されることも。まとめてそろえたい場合は、そうしたタイミングを活用するのも一つの方法です。
ただし、各アイテムの価格はやや高めに感じます。気軽に少しずつ試すか、テーマを決めて集めるかは考えどころかもしれません。



私も「集めたい!」と思いつつも、マステしか購入できていません。
無料の日付シートも活用できる


公式サイトでは、日付シートを無料でダウンロードできます。印刷してカットし、テープのりなどで貼り付ければ、より“手帳らしさ”が出ます。
毎回日付を書くのが面倒な方や、デザイン性を高めたい方には、この方法も使いやすそうです。
▶︎日付シートはキングジム公式サイトから無料でダウンロードできます
ロルバーンとの違いは?


リングタイプを見たとき、多くの方が思い浮かべるのがデルフォニックスのロルバーンとの違いだと思います。
簡単に言うと、ロルバーンは「書くためのノート」、ヒトトキノートは「記録を残すためのノート」という印象です。
ページ数やミシン目の有無、紙色など細かい違いもありますが、用途の方向性が少し異なります。



詳しい比較は別記事でまとめる予定です。
ヒトトキノートはこんな人に向いている
ヒトトキノートを3サイズ使ってみて、「こういう方に合いそう」と感じたタイプをまとめてみます。
手帳が続かなかった経験がある人
1年分の手帳は分厚くてプレッシャーになる、毎日書けないと空白が気になってしまう。
そんな経験がある方には、ヒトトキノートのボリューム感はちょうどよく感じられると思います。
128ページで約4ヶ月分。
まずは1冊使い切る、というハードルの低さがあります。
デコを楽しみたい人
白い紙で、余白も多め。シリーズでマステやシール、付箋も展開されているため、世界観をそろえやすいのも特徴です。
「きれいに書く」よりも、「ページを作る」楽しさを味わいたい方に向いています。
日付に縛られたくない人
あらかじめ日付が入っていないため、いつからでも始められます。
書けない日があっても気にしなくていい、この自由さは大きな魅力です。
サブ手帳や用途分けをしたい人
メイン手帳とは別に、読書ログや映画記録、思い出ノートとして使うのにも合います。
サイズ展開があるため、持ち歩き用・家置き用など用途で分けやすいのも利点です。
逆に、あまり向いていないかもしれない人
- 万年筆をメインで使いたい方
- 1マス1文字で整然と書きたい方(特にパスポートサイズ)
- ページを切り離して使いたい方
このような用途であれば、ロルバーンなど別の選択肢の方が使いやすい可能性があります。
ヒトトキノートは「書くためのノート」というより、「記録を楽しむノート」。
自分の使い方に合うかどうかを軸に選ぶと、満足度が変わってくると感じました。
私の正直な立ち位置


今回、パスポートサイズとコミックサイズはAmazonで400円台、スクエアは900円ほどで購入しました。
この価格なら、かなりお得に感じます。
ただ、定価で考えると少し印象は変わります。
ヒトトキシリーズは全体的に価格がやや高めです。
デザインも万人受けする可愛さというより、少し個性的。独特の世界観があルト個人的には思います。
表紙の種類は豊富ですが、ロルバーンのように「柄違いで集めたくなる」という感覚とは少し違いました。
それでも今回購入したのは、ヒトトキのマスキングテープを先に買ったことがきっかけです。
このマステを活かせるノートが欲しくなった。
そこから始まりました。
ノート、マステ、付箋、シール。
シリーズで世界観をそろえられること。これがヒトトキの一番の魅力だと感じています。
ノート単体で集めたくなるというより、シリーズ全体でそろえたくなる製品。
そして、購入のいちばんの決め手となったのは下敷き付きなこと。
実用面でもきちんと作られていると感じました。
価格だけで見ると迷う部分もありますが、世界観込みで選ぶなら納得感はあります。
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