こんにちは!みすずです。
今回はドリンクメイトの使い方についてお伝えします。
また文末ではドリンクメイトとソーダストリームの違いについても記載しているのでぜひ最後までご覧ください。


松坂屋で担当者さんに伺ったお話をまとめました。
アンバサダーをしている「松坂屋名古屋店」さんでドリンクメイトの使い方のレクチャーを受けてきました。
電源不要、水以外に使える最安機種は601

これから購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。

お話を伺ったのは2018年。
情報が古いですが、可能な限り2025年現在の情報に書き換えています。

上の写真の機種は現在は「ベーシック」と呼ばれ、販売終了しています。
現行品は8種類。
Series580、601、602、620、630、640、650、660が現在販売されている機種です。
炭酸水メーカーのメリット
皆さん炭酸水は飲まれますか?
我が家では1日に何度も飲んでいます。
そのため以前は市販のペットボトル炭酸水を購入していたんです。一度に4〜5本、自転車のカゴに入れてのお買い物は結構面倒なんですよね。
重いペットボトルは車がないと買いに行くのが手間ですし、ネットで箱買いしても保管場所に困ります。
そして、空いた大量のペットボトルを洗って、乾かして、分別して、ゴミに出すのも面倒です。

空のペットボトルは軽いけれどかさばります。
また、前日に開けた炭酸水は気が抜けてしまいますよね。
炭酸ボトル用キャップをはめたとしても炭酸が弱くなったりしませんか。
いつでもシュワシュワ元気な炭酸をおうちで手軽に楽しみたい。
そのため私は炭酸水メーカー購入を検討し始めたんです。

アンバサダーをしていた松坂屋名古屋店さんでドリンクメイトのレクチャーを受けられたので、早速申し込みしました。


ドリンクメイトの特徴
ドリンクメイトは2016年発売。
大阪のシナジートレーディング社製炭酸飲料メーカーです。
その最大の特徴は、水以外の飲み物にも炭酸を入れられるという点。

ここがソーダストリームとの大きな違いです。

オレンジジュースやワインなど、好みのドリンクにを炭酸飲料に変えられるのは嬉しいですよね。
水以外にも使えるため、ボトルを取り付けるインフューザーを取り外せる仕様になっています。
写真の丸で囲った部分がインフューザーです。

このインフューザー、洗浄可能ですが分解して洗えるわけではないので水用、ジュース用、お酒用、コーヒー用などと飲み物別に数個所持すると良いかと思います。
インフューザー単体での購入も可能です。

そんなドリンクメイトのデメリットは2つ。
デメリット1つ目は、ボトルの中がきれいに洗えないこと。
ボトルの口から手が入らないので、水以外に使用したボトルをきれいに洗うことができません。
でもこれはボトルをドリンクに合わせて数本、所持していれば問題ないかと思います。

ジュース用、ワイン用、水用、などとボトルを分けるのが良さそうです。
デメリット2つ目はガス抜き作業です。
2025年現在ドリンクメイトは8種類の機種がありますがそのどれもが手動でガス抜き作業が必要です。

この点もソーダストリームとの違いです。
炭酸水を作るたびにこの作業が必要なのは少々手間に感じるかもしれません。
とはいえ毎日行っていれば慣れてくると思うので気にならなくなるのかもしれませんね。
ということで、ここからは、松坂屋名古屋店のスタッフさんに伺ってきたドリンクメイトの使い方とオススメのポイント、「ソーダストリーム」との違いについてお伝えします。
ドリンクメイト8種の違いをまとめました
2025年現在、ドリンクメイトの機種には8つの機種があります。
そしてガスシリンダーは2種類、60Lシリンダーと142Lマグナムシリンダーがあります。
Series580〜660の違いを表にまとめました。
Series | 660 | 650 | 640 | 630 | 620 | 602 | 601 | 580 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
充電式 | ||||||||
非電動 ガス4段階 | ||||||||
非電動 ガス既定量 | ||||||||
電源コード ガス6段階 | ||||||||
手動 | ||||||||
水以外に可能 | ||||||||
60L シリンダー | ||||||||
マグナム シリンダー | ||||||||
ワンタッチシリンダー | ||||||||
重量 | 1.9kg | 2.01kg | 2.14kg | 2.45kg | 2kg | 1.7kg | 1.7kg | 1.1kg |
- 充電式:充電して使える電動炭酸メーカー。
- 非電動ガス4段階:電源不要。一度ボタンを押すとガスが注入される。ガスの量を4段階から選択できる。
- 非電動ガス既定量:電源不要。一度ボタン押すとガスが注入される。ガスの量は選べない。
- 電源コード・ガス6段階:電源コードをコンセントに挿して使用する電動タイプ。ガスの量を6段階から選択できる。
- 手動:何度かボタンを押してガスを注入する。完全な手動タイプ。
- マグナムシリンダー:142Lの大容量ガスシリンダー。
- ワンタッチシリンダー:ガスシリンダーの交換がワンタッチで可能。

充電式や電源不要タイプならアウトドアでも使えます。
充電式の660


水専用のSeries580は最軽量でコンパクト。

水にしか使う予定がない場合は580が良いかもしれません。
本体の軽さだけでなく、お値段もほか機種に比べてお安いのが特徴。
ただ、580は唯一の手動タイプ。
ガス注入ボタンを何度か押し込む必要があります。

ソーダストリームのボタンタイプを押し込んで壊した経験がある私としては、、、ちょっと不安があります。

何度か押す必要があるあればそれだけ壊れやすくもなってきますね。
ドリンクメイトの使い方
ライブ配信動画
担当者さん空の研修30分ちょっとをまるっと動画配信しています。
そのためこの7年前のこの動画は2025年5月に削除されるようです。ご視聴はお早めにどうぞ。
>>ドリンクメイトの使い方

ドリンクメイトにガスシリンダーをセットします
まずはガスシリンダーを取り付けます。

- 通常シリンダーの場合:本体後ろからシリンダーを差し込み、くるくると回して差し込んでセット。
- ワンタッチシリンダーの場合:本体ヘッドにシリンダーを差し込み、5度回すとセット完了。
どちらのシリンダーの場合でも簡単に装着できます。

ガスシリンダーは、基本は付けっ放しでOKです。
ただ、例えば車で持ち運びする時など移動時は外してキャップをはめておいた方が良いとのこと。
ガスシリンダー1本が炭酸水60回分
60Lガスシリンダー1本で使える量はこちら。
- 水の場合:炭酸水1L×60回分
- 水以外に使う場合:1L×30回分です。

水以外に使用すると、炭酸ガスが倍必要なんですね。

また、ガスシリンダーは破棄することができません。
使用後は売り場に持っていき新しいガスシリンダー購入時に回収していただくか、楽天市場やYahoo!ショッピングで購入、引き取りしていただきます。
「交換用」と書かれたガスシリンダーを選んでください

ガスシリンダー単体での購入もできるので、予備用に1〜2本常備しておくと交換が楽です。

我が家はソーダストリームを使用していますが、ガスシリンダーは7本使用しています。
ガスシリンダーの定期便もあります。
炭酸ガスを入れます
- 専用ボトルに冷水を入れます。
- ボトルにインフューザーを取り付けます。
- インフューザーを本体に差し込みます。
- 上部のボタンを押してガスを注入。
この時のポイントは、冷やした水を使うこと。
冷たい液体の方が炭酸が入りやすくなります。


1Lボトルに入る水の量は「850cc」です。

水以外の液体の場合は350mlまでしか入りません。
ボトルにインフューザーをセットするときは、くるくる回す手間なくカチッと装着できます。
インフューザーとは、先ほどもお話ししましたがボトルが装着されているこの部分のこと↓

インフューザーは取り付け具に正面からスライドさせることで取り付けられます。
本体にカチッとセットして、上のボタンを数回押すだけで炭酸が入ります。
写真の機種は、現在は販売されていない旧タイプ「ベーシック」
手動タイプなのでボタンを数回押す必要があります。

その他のタイプの場合はこちら。
- 非電動ガス4段階:一度ボタンを押すとガスが注入される。ガスの量を4段階から選択できる。
- 非電動ガス既定量:一度ボタン押すとガスが注入される。ガスの量は選べない。
- 電源コード・ガス6段階:一度ボタン押すとガスが注入される。ガスの量を6段階から選択できる。
手動タイプの場合は、ボタンを4回ほど押すと最大量まで炭酸ガスが入ります。
それ以上押すと水が溢れ出てくるので注意してください。
また、微炭酸でよければ手前で止めます。
ガス抜き作業をします
ボトルを横にして左右に少し揺らし、全体にガスを馴染ませます。


ゆりかごを揺らすようなイメージで!
その後、インフューザーの銀色の部分をあけ余分なガスを抜きます。


このガス抜き作業もドリンクメイトの特徴です。
現行品は機種によってインフューザーの形状が異なりますが、やる事は同じです。
インフューザーを開け中の余分なガスを抜きます。
この青い部分を押すと早くガスが抜けますよ。

ここでしっかりガス抜き作業を行わないと、開封時に炭酸水が噴きこぼれてくるので注意!

実は私もよくやりました。
炭酸水の出来上がり
しゅわしゅわ炭酸水の完成です。
すぐに飲まない場合はボトルのまま蓋をして冷蔵保存も可能。
作り置きできるのも嬉しい点ですね。
また、気が抜けてきたら追加で炭酸を加える事も可能なんです。
保存した場合、炭酸は1日程度もちます。
水以外への使い方
ドリンクメイトは水以外の液体にも炭酸ガスを注入することができます。

例えばこういったドリンクに入れられます。
- 100%の果物ジュース
- ワイン
- アイスコーヒー
- アイスティー
- 気の抜けたビール
このほか、市販の炭酸飲料の気が抜けた時に炭酸ガスを足す事だってできます。
水以外で作る時の注意点
- 「つぶつぶジュース」など、果肉入りドリンクには使えません。
- 酸化防止剤入りのワインの場合、吹きこぼれやすいです(量を減らして様子を見てください)
- 1度に作れる量は350ccまでです。
- 使用するガス量は水の場合の倍量になります。
出来上がりの目安量はこれくらい。下の画像はオレンジジュースで炭酸飲料を作っています。


結構少ないですね!!
水以外で作る場合、出来上がる炭酸飲料の量は減りますが、消費するガスの量は多くなるので注意してください。
作り方は水の場合と同じです。
作れる量は350ccまで、ですが研修では270ccのオレンジジュースで作りました。
これは吹きこぼれを防ぐため。

ドリンクメイトは吹きこぼれしやすいそうです。そのため配信では少なめの量で作りました。
また、使用するガスの量にも注意です。
水の時はガス注入ボタンを4回ほど押しましたが、ジュースの場合はボタンの押し込みが10〜20回必要です。

この回数押すのはちょっと面倒かも。。。
多めにガスが必要ですし、ガス抜き時間も水に比べて長くなります。
私は果汁100%ジュースやコーヒーに炭酸を入れるのが好きなので、水以外に使える点にとても期待していました。
でも実際はガスの消費量が倍量(もしかしたらそれ以上?)になる点と、ボタンを押し込む回数の多さで夢が砕かれた感じに。
個人的にはこれならもしドリンクメイトを購入したとしても、水だけにしか使わないかもしれません。
ドリンクメイトとソーダストリームの違い
炭酸水メーカーの購入を検討していた私は、研修の後ドリンクメイトとソーダストリームの違いについて伺いました。
こちらが売り場にあったソーダストリームです。


私が事前にネット検索した結果は、ドリンクメイトよりもソーダストリームの方が人気な模様。
そしてソーダストリームの方が取り扱い店舗が多いです。

取扱店舗が多いってことは、ガス交換も手軽なのでは?
担当者さんに伺ったお話をまとめると、ソーダストリームの特徴は以下のようになります。
ソーダストリームの特徴
- 水にしか使えません
- 強い炭酸水が作れる(ドリンクメイトとの比較)
- ガスなじませとガス抜き作業不要
- インフューザーが取り外せないので洗えません
お水にしか使えないので水以外でも炭酸を楽しみたい方にソーダストリームは不向きですね。
そして、キツイ強炭酸がお好きな方にはソーダストリームがオススメとのこと。
ドリンクメイトでMAX加えた炭酸量より更に多くのガスを加える事ができるそうです。

このお話は2018年に伺ったことなので現行品では異なるかもしれません。
また、ソーダストリームは面倒なガス抜き作業がなく、ボタンを押してガスを入れたらすぐに飲むことができます。
ドリンクメイトのように横にゆらゆらしてガスをなじませたり、インフューザーを開けてガス抜きをしたりといった手間がないんです。

私が一番気に入ったのはここでした。
1日に何度も炭酸水を作って飲むことを考えると、ガス抜き作業は無いほうがありがたいです。
そして最後に、インフューザーが洗えない件。
これは、水以外には使わないソーダストリームではインフューザーを洗う必要が無いのではないかと思います。
ドリンクメイトでは取り外し洗浄可能だったインフューザー、ソーダストリームの場合は本体に固定されているんですよね。
ソーダストリームのインフューザーはこちら。

ソーダストリームのシロップについて
ソーダストリームには、出来上がった炭酸水に加えて楽しむシロップが数種類出ています。
コーラやジンジャーエールなどもありますが、あくまで「風味を楽しむ程度」
なので「しっかりコーラになる」わけではないようです。


例えば「コーラが好きだけどダイエット中なので我慢している」という方にはおすすめ。
この専用シロップは出来上がった炭酸水に加えます。
シロップを加えた水に炭酸を入れると暴発する恐れがあるので、加えることはできません。

でもこれは後入れなので、ドリンクメイトの炭酸水にシロップを加える事もきっと可能、、ですよね。
なので、シロップが気になるからソーダストリームを選ぶという理由にはならなさそうです。
どちらでも使えます。
ちなみにこの時店頭に展示されていたソーダストリームは4種類。
一番古い機種は左側のジェネシスデラックスでした。

最後に
今回は、ドリンクメイトの使い方とソーダストリームとドリンクメイトの違いについてざっくりご説明しました。
松坂屋名古屋店さんで伺った研修内容をもとに構成していますが、内容が古いので2025年4月に加筆しています。
生地執筆当時はドリンクメイトには1種類の機種しかありませんでしたが、現在は8種類。やはり水以外に使える点がとても魅力的ですよね。
ドリンクメイトで選ぶなら、電源を使わずガスの量を4段階で調節できる650シリーズが良いのではないかと思います。

2025年の現在でも相変わらず我が家では炭酸水メーカーが活躍しています。
これから購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。
炭酸水メーカーのその他の記事
今回の記事執筆後にソーダストリームを購入しました。その際に吟味した点についてまとめています。
>>ソーダストリームおすすめ機種

