
「1日1ページ手帳を始めてみたいけど、どれを選べばいいか迷う…」
そんなあなたに向けて、人気の2大手帳「ほぼ日手帳カズン」と「ジブン手帳Days」の比較・紹介をお届けします。

実際に私も昨年、どちらを買うかかなり悩みました。
悩んだ末に両方購入したんです。
なので使ってみてわかったそれぞれの手帳の魅力や違い、どんな人にどちらが向いているかを、まとめますね。
あなたにぴったりの1冊が見つかりますように!
それでは、手帳の特徴・使い方・比較ポイントを詳しく見ていきましょう。
1日1ページ手帳が向く人・向かない人
まずは1日1ページ手帳が「合う人」「合わない人」をざっくりまとめました。
それぞれクリックで詳細が開きます。
1日1ページ手帳、こんな人におすすめ
最近ではさまざまな手帳が販売されていますが、その中でも「1日1ページ手帳」は、自分の時間や気持ちにしっかり向き合いたい方に人気のスタイルです。
- 予定やタスクを細かく管理したい人
1日の予定が多く、時間単位でスケジュールを把握したい方にぴったり。時間軸がある手帳なら、ToDoとスケジュールの両立も◎ - 日記やライフログを丁寧に残したい人
その日感じたこと、やったこと、気づきを記録することで、自分と向き合う時間を大切にしたい方におすすめです。 - 絵やシール、写真などで手帳時間を楽しみたい人
手帳を「書く」だけでなく、「描く」「貼る」などの表現で楽しみたい人にもぴったり。自由にデコれる広いスペースが魅力です。 - 考えごとをアウトプットしたい人
アイデアや頭の中のモヤモヤを整理したいとき、1ページという十分なスペースが大活躍。心の整理にもつながります。
こんな人には1日1ページ手帳は合わないかも
自由度が高く、書く楽しみが広がる1日1ページ手帳。
ですが、以下のような方には他のタイプの手帳の方がしっくりくる可能性もあります。
- 毎日書く習慣がない/日によって書くことがない
1ページまるまる空白になると罪悪感を感じてしまうタイプの方は、ウィークリー手帳やマンスリー+メモページ中心の手帳の方が気楽に使えます。 - 手帳にかける時間がほとんど取れない
育児や仕事などでとにかく忙しい方は、1日1ページだとプレッシャーになることも…。数行だけ書ける手帳の方が続きやすいです。 - 日々の変化を「週単位」で振り返りたい人
1日1ページ手帳は各ページが独立しているため、週全体の流れを見返すのにはあまり向いていません。
たとえば体重や体温、気分の浮き沈み、体調、食事の記録などを週単位で見返したい方にとっては、「ウィークリーページ」がある手帳の方が比較・振り返りがしやすく感じるかもしれません。 - 書く内容がいつも同じ・単調になりがち
「今日は同じ仕事だった」「特に変化なし」の日が多い方は、書くことに迷ってしまうことも。バレットジャーナル方式やログ特化型の方が効率的かもしれません。 - 薄くて軽い手帳が好き/持ち歩き重視
1日1ページ手帳はその分ページ数も多く、どうしても厚く・重くなりがちです。軽量でシンプルな手帳が好みの方には不向きに感じることもあります。
もちろん、「毎日は書けないけど、時々たっぷり書きたい!」という使い方もアリ。
続け方に決まりはないので、自分に合ったペースで使える工夫を取り入れてみてくださいね。



自由にたっぷりかけることが1日1ページ手帳の良さです!
「無理なく続ける」ことが、手帳ライフのいちばんのコツ。
自分の性格や生活スタイルに合った手帳を選ぶことが、長く楽しく続ける秘訣です。
「ほぼ日手帳カズン」と「ジブン手帳Days」の特徴
ここでは「ほぼ日手帳カズン」と「ジブン手帳Days」の特徴を詳しくご紹介します。
それぞれに良さがあり、使い方によって向き不向きもあるので、ご自身のライフスタイルと照らし合わせながら見てみてくださいね。
ほぼ日手帳カズンの特徴



ほぼ日手帳は「おうちでじっくり楽しむ手帳」


ほぼ日手帳の最大の特徴は、本体とカバーが別売りなところかもしれません。



カバーは種類豊富で選ぶのも楽しい!
でも本体のみ(カバーなし)で使うことも可能です。
可愛いカバーやシール、イラストで彩る楽しさもたっぷり。
思い出や感情を丁寧に記録したい人にぴったりです。
- A5サイズのたっぷり書ける1日1ページ
文字もイラストも余裕をもって書ける大きさ。日記や育児記録、趣味ログにも◎ - 薄くて書きやすい「トモエリバーS」使用
万年筆にも適した用紙で、なめらかな書き心地。繊細なデコにも対応できます。 - 週間バーチカルページつき
1週間の流れを俯瞰できる「週間ダイアリー」は、カズンだけの特別ページ。時間管理も◎ - 年間・月間・デイリーがすべて揃っている
用途に応じて使い分けられる構成。年間インデックス、月間ブロック、週間バーチカル、1日1ページで記録をサポート。 - 可愛いグッズが豊富
毎年発売されるカバーや下敷き、ふせんなど、コレクション欲をくすぐるアイテムも魅力。 - 自分だけの「作品帳」として楽しむ人が多い
きれいに整えて書きたい人、手帳時間を「癒し」として大切にしている人に人気のスタイルです。


ほぼ日手帳のサイズ展開
- カズン(A5)…1日1ページ+週間ページ付きで、たっぷり書きたい人向け。
- avec(アヴェク)…カズンの分冊タイプ。前期(1〜6月)+後期(7〜12月)の2冊構成で、軽さを重視する方に人気です。
- オリジナル(A6)…コンパクトで可愛らしいサイズ感。ただし、週間ページがないため、週単位の予定管理には不向きな点も。
- HON…カバーと本体が一体型になったタイプ。カバー選びの手間なく、気軽に始めたい方におすすめです。


ジブン手帳Daysの特徴



ジブン手帳Daysは「記録も管理もこなす、実用派手帳」


中央時間軸やタスク整理、月間ガントチャートなど、仕事や生活を効率よく記録したい人にぴったりです。
- T型レイアウトの時間軸
ページ中央に24時間軸、上部は日付と曜日が並んだ横軸あり。時間軸の左右に異なる内容を書ける。予定と日記、仕事とプライベートの使い分けも簡単です。 - 「今日の気分」を記入する欄あり
デイリーページ下部とマンスリーページに3種の顔マークあり。その日の気分や良かったこと、残念だったことなど記入ができます。 - ハビットトラッカーつきの月間ページ
習慣化したいこと、体調の記録などが見渡せる便利な月間ブロックページも搭載。 - ワーク系ページあり
年間スケジュールや目標ページ、「やりたいことリスト」など、目標達成のための工夫が詰まっています。 - 紙が丈夫で消せるペンとの相性が良い
「THIN PAPER」は消してもヨレにくく、フリクション愛用者にも安心。 - 実用的なコンテンツが豊富
目標設定、ライフログ、振り返りリスト、もらったプレゼントリストなど、生活全体を記録する工夫が満載です。


ジブン手帳Daysのサイズ展開
- A5スリム…持ち歩きやすさと書きやすさのバランスが◎
- mini(B6スリム)…よりコンパクトで軽量なタイプ。ただし、方眼サイズが小さく、記入しづらいという声も見かけます。(私は2026年版はminiを買ってみました!)


比較してわかった!それぞれの違い
ここからは、実際に1年間「ほぼ日手帳カズン」と「ジブン手帳Days」を使ってみて感じた違いを、いくつかのポイントに分けてご紹介します。
どちらが優れているか、というお話ではなく「どんな人にどちらが向いているか」を意識しながら読んでみてくださいね。
サイズと持ち歩きやすさ
- ほぼ日カズン(A5):縦210 mm×横148 mm
しっかりした厚みがあり、自宅使いにぴったり。ほぼ日のカバーをつけるとさらにどっしりと存在感が増します。たっぷり書ける安心感が魅力ですが持ち歩きには不向きかも。 - ジブン手帳Days(A5スリム):縦217×横136mm
縦長でややスリム。カバンにもすっぽり収まりやすく、ほぼ日カズンと比較すると外出先でも使いやすい印象です。



持ち歩き用の1日1ページ手帳をお探しなら「ジブン手帳Days」が向きます。





書くスペースで比較すると「ほぼ日カズン」の方が広く、多くのことを書き込めます。
ジブン手帳のA5スリムサイズは私にとっては少し狭く、窮屈感がありました。
下の画像はデイリーページを並べたものです。


紙質と書き心地
- ほぼ日カズン:トモエリバーS
薄くてなめらかな手帳用の紙。触り心地・書き心地がよく万年筆ユーザーにも人気。 - ジブン手帳Days:THIN PAPER
コクヨオリジナルの紙。フリクションペンでも消しやすいのが特徴。DaysはDiaryに比べ若干厚めでしっかりとした手触りです。



私の手持ちのペンやスタンプで試し書きをし、比較してみました。
ほぼ日手帳試し書き


ほぼ日手帳・裏


ジブン手帳Days試し書き


ジブン手帳Days・裏


試し書きに使った文具一覧 (▼クリックで開きます)
- ユニボールワン
- 無印良品、万年筆
- ディズニーリゾート・イヤーハットボールペン
- ゼブラblen
- Pentel Anki
- セリアカラードットマーカー
- セリア星型蛍光ペン
- フリクションwaai
- マイルドライナー
- サラサクリップ
- 無印良品ラインマーカー
- 無印良品ゲルインキボールペン
- Versa Magic (セリア・クリアスタンプに使用)
- ミドリ回転印ダイヤル
- ミドリ回転印
- ミドリ浸透印
- フリクションスタンプ
- カミオジャパン・ちいかわコローリー
レイアウトと記入スタイル
- ほぼ日カズン:左上に4時〜翌4時までの縦長の時間軸、上部にチェックボックス
日記や感情の記録、絵・写真など「自由に表現する」ことに向いています。方眼が薄く、イラストも文字も描きやすい。 - ジブンDays:中央に0時〜24時の時間軸、左側はチェックボックス、上部は横軸で日付けと曜日
今日が週のどのあたりなのかが把握できる仕様。T型レイアウトは秀逸で時間の流れとタスクを並行して見られるのが便利でした。



ジブン手帳Daysは方眼が濃く、特にマンスリーページで私は書きにくさを感じました。
ほぼ日手帳のデイリーページ


ジブン手帳のデイリーページ


ジブン手帳はデイリーページの下に3つの顔マークがあり、マークに丸をつけたり色を塗って今日の気分を表してもいいですし、顔の横に良かったこと、良くなかったことなど一言日記を書いても良いと思います。


また、私がとても気に入っているのが、「ジブン手帳」のお天気マーク。
晴れ、曇り、雨だけでなく、雷、強風、雪、台風のマークもあるので、その日の天気をチェックしやすいです。


週間ページの有無
- ほぼ日カズン:5時〜翌5時までの24時間週間ダイアリーあり。
- ジブン手帳Days:ウィークリーページなし
1週間の流れを把握したい方は「ジブン手帳Diary」との併用がおすすめです。



私は「0時〜24時」の時間軸を使いたいのですが、それでも時間軸付きの週間ページがあるほぼ日手帳の仕様は嬉しいです!


タスク・目標管理のしやすさ
- ほぼ日カズン:年間インデックスや月間カレンダーはありますが、どちらかというと「記録を楽しむ」手帳という印象です。
- ジブン手帳:ガントチャートや目標ページ、毎月の振り返りページあり
「仕事・勉強・生活のPDCA管理」にとても向いていると感じました。



どちらの手帳も自由度は高いので使い方次第ですが、ジブン手帳の毎月のワークページが結構好きです。


ほぼ日手帳にも毎月の扉ページはありますが、ワークはなく白紙になっています。
自由に絵を描いたり、その月の目標を書いたり、月の予定を書き込んだりするのも良いでしょう。


デコのしやすさ/楽しさ
- ほぼ日カズン:シールやマステ、カラーインクと相性良い。手帳周辺グッズも豊富で、選ぶ楽しさ、買う楽しさあり。見た目も可愛くしたい人に。
- ジブン手帳:グリッドがしっかりしていて、機能的に整えたい人向き。効率を重視したい方におすすめです。
ほぼ日手帳・マンスリー


左側と下部にフリースペースあり。
方眼が薄く私はほぼ日の方が使いやすかったです。
ジブン手帳Days・マンスリー


左側にチェックボックス、下部はハビットトラッカー、日付け横にはデイリーページと同じ3つの顔マークあり。
あなたに向くのはどちらの手帳?


それぞれの特徴や使い心地を踏まえて、どんな人にどちらの手帳が向いているかをまとめてみました!
ご自身の性格や手帳に求めるものを思い浮かべながらチェックしてみてくださいね。
ほぼ日手帳カズンがおすすめな人
- 手帳を「楽しむ時間」にしたい人
絵を描いたり、シールを貼ったり、色を使ったり…手帳時間そのものを趣味として楽しみたい方に。 - 思い出や感情を丁寧に記録したい人
その日の出来事・気持ち・写真などを、日記のように残しておきたい方にぴったり。 - 週間単位でも予定を管理したい人
週間バーチカルページがあるので、ウィークリーでも見通しを立てたい方におすすめです。 - 可愛い文具やカバーが好きな人
毎年登場する限定カバーや下敷きなど、選ぶ楽しみも満載。お気に入りのデザインで手帳熱がさらにアップ♪ - 手帳を「家でゆったり使う」スタイルの人
A5サイズで大きく厚みがあるため、持ち運びよりもおうち時間に向いています。




ジブン手帳Daysがおすすめな人
- 予定やToDoを効率よく管理したい人
中央の時間軸とT型レイアウトで、スケジュールとタスクを分けてスッキリ書けます。 - 仕事や学習、生活ログを記録したい人
PDCAや振り返りなど、目的を持って記録するのに便利な構成。ガントチャートや目標ページも充実。 - 手帳に書くことが「毎日ある」人
ルーティンや習慣化に取り組んでいる人、毎日の記録をデータ的に残したい人に◎ - 外出先でも使いたい人
A5スリムはスッとバッグに入り、広げてもコンパクト。場所を選ばず書きやすいサイズ感です。 - 消せるペンを使いたい人
フリクションペンでも紙がヨレにくく、修正も気軽。忙しい日々でもストレスなく使えます。







何を書きたいか、どこで使いたいか、どんな記録を残したいかをイメージすると、選びやすくなりますよ。
まとめ|あなたにぴったりの1日1ページ手帳を見つけよう
今回は、人気の1日1ページ手帳である「ほぼ日手帳カズン」と「ジブン手帳Days」を実際に使って比べてみた感想と特徴をお伝えしました。



どちらの手帳も魅力たっぷりで、それぞれに違った良さがあります。
手帳選びで迷ったときは、ぜひ以下のポイントを思い描いてみてください:
- 「何を書きたいのか?」(記録?予定?感情?ログ?)
- 「どこで手帳を使いたいのか?」(家?外出先?)
- 「手帳にどんな楽しみを求めているか?」(デコ?効率?振り返り?)
ライフスタイルや書き方のクセに合わせて、「あなたにとって使いやすいかどうか」を基準に選んでみてくださいね!
手帳は1年を一緒に過ごすパートナー。
ぜひお気に入りの1冊と、心地よい手帳時間を楽しんでください。
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