複雑な機能は必要ないからただ丸鶏を焼いたり、パンをこんがりパリッと焼いたり
スポンジケーキをしっかり立ち上げたり、
普通に焼ける大型オーブンを探し、SHARP過熱水蒸気オーブンを購入しました
今回はこのオーブンを選んだ理由と、これまで使ったオーブン
- リンナイガスオーブン
- ノーリツガスオーブン
- デロンギスフォルナトゥットクラシックコンベクションオーブン
- SHARP過熱水蒸気オーブンRE-SS10B
- SHARP過熱水蒸気オーブンRE-F31A
についてまとめます
過熱水蒸気オーブンとは
過熱水蒸気オーブンレンジとは、庫内に発生させたスチーム(水蒸気)をヒーターで加熱して庫内に過熱水蒸気を発生させるオーブンのこと。
庫内が過熱水蒸気に満たされているので食材が乾燥しにくいのが特徴。
また、ヒーターの加熱より油や塩分が表に染み出しやすくなるので減油、減塩調理になります。
ヘルシオとの違い
同じSHARP製品で「ヘルシオ」というオーブンがありますが、
(ヘルシオの30Lなら無線LANや音声対話非対応のAX-XS500が安価)
このヘルシオは最初から最後まで過熱水蒸気で加熱します
画像はSHARP公式サイト
ヘルシオと過熱水蒸気オーブンレンジって何が違うの? | ウォーターオーブン ヘルシオ:シャープ より
RE-F31A
全て過熱水蒸気で調理するヘルシオと最後まで悩みましたがお値段の高さと無駄な機能の多さから安価な過熱水蒸気オーブンを購入することにしました。
丸鶏を焼けるのが条件なので当然31Lです。
型番がいろいろありますが、このF31Aは2019年製なので最新機種になります。
外寸:幅490,奥行435,高さ390
必要空間:左7cm,右2cm,天面より10cm,後ろピッタリ置き
オーブン温度:110度〜250度,発酵30度〜45度
本体重さ:18kg
上部は10cmあければよく、比較的どんな棚にも入ります。
後ろは開けなくてOK
使用音も静かです
天板について
天板2枚とラック付き。
2段調理が可能です。
天板サイズは420×290mm
丸鶏も18cmのシフォンケーキ型も入ります
レシピ集つき
水は下のタンクに入れスチーム調理します
焼け具合
バナナ入りチーズケーキ(お砂糖なし)を170度→160度で焼いた焼き色はこんな感じ
ビルトインオーブンに比べると優しい焼き上がりで火力は弱めのようです
旧タイプ(RE-SS10B)
先ほどご紹介したRE-F31Aより古いタイプの過熱水蒸気オーブンです
2014年製。同じく31L
ネットの口コミを見ると「大型なのに安くてしっかり焼ける」
購入当時はなんと2万円代で買えました。
(現在は廃盤品です)
使いにくい点
この2014年製オーブンは天面より20cm開けないといけません
いろんな家具屋さんを回りましたが上に食器棚のついたタイプで20cm開けられる棚は販売されていませんでした
つまり、このオーブンは買っても置く棚が販売されてないということ。
いくら機種が安くても置き場がなければ使えません。
というわけで購入後しばらくしてF31Aを買い直したのです
(このSS10Bは妹宅にもらわれていきました)
天板サイズについて
天板サイズや使用温度、使いかってはほぼF31Aと同じ。
後ろピッタリおきで2段調理できる31Lです
扉を閉める時の音が大きめですが使用中の音はさほどしません
違う点は水蒸気。
F31Aはタンク式でしたがSS10Bは器に水を入れて使います
焼け具合
仕上がりもF31Aとさほど変わらないと思いますが。。
なんとなくの違いですが
SS10Bの方が火力が強く若干良く焼けたように思います。
写真のケーキのレシピはこちら
これまで使ったオーブン
ノーリツガスオーブン
一番よく焼けるのはやはりガスオーブン
仕上がりは全く異なり、一度使うと電気オーブンでは満足できなくなります
実家がリンナイガスオーブンだったのでわたしはオーブンは断然ガス派。
フランスパンやシュー生地など違いがはっきり出ますね。
ですがなかなかマンション住まいではガスオーブンは入れられないのが残念。
断念せざるを得ません。
さて、結婚当初は借家でしたので当然ガスオーブンを入れていました
使用していたのはノーリツ高速オーブン
ノーリツを選んだ理由
当時なぜノーリツを選んだかというと
- 単純にリンナイとの違いを見たかった
- ビルトインは上のコンロと下のオーブンを同メーカーにしないといけない
以上の2点からです。
ノーリツのコンロの最上位機種はリンナイにはないフラットなボタン設計でスタイリッシュなんですよね。
これが使いたいならオーブンもノーリツを選ぶしかありません。
ノーリツとリンナイオーブンの違い
使用した感じリンナイのオーブンの方が使いやすかったです。
焼き上がりの仕上がりにさほど違いはありませんが、
リンナイは焼き途中で温度や時間が変えられます。
ノーリツのオーブンは一度停止ボタンを押さないと変えられません
この微妙な違いで結構日々ストレスがたまるんですよね
やはり一度も停止せず温度や時間を変更したいです。
というわけでガスオーブンならリンナイがお勧め。
卓上タイプもあるので置き場があるならマンションでも使用可能です。
小型電気オーブンといえばデロンギ
家庭用小型電気オーブンの中で最優秀と言われているのが「デロンギ」
レンジ機能もついてないのでレンジ不使用派さんにもお勧め。
17Lのスフォルナトゥットコンベクションオーブンを購入しました。
ガスオーブンを入れた借家から引っ越ししたんです。
このオーブンの一番の使いにくい点は
後ろピッタリ置きではないため
置き場がありません。
我が家はベッドルームに置いてました。7kgなので使うたびにキッチンへ移動。
後ろを開けないといけないオーブンは現代キッチンにはおける棚はありませんね。
デロンギオーブンの良い点
圧倒的な見た目のオシャレさ
これならキッチンに置いてあっても、写真や動画に映り込んでもかっこいいです。
撮影用オーブンなのだと思います。
付属のレシピ本もオシャレ
天板は深皿と浅皿と2種類付属。
深皿はお湯を張って焼く湯煎焼きなどに便利です。
ピザストーンもついています
これでピザを焼くと美味しいんですよね
デロンギの使いづらい点
この17Lで「丸鶏もやける」と書かれた記事を見た記憶があるのですが
こんな狭いところでは焼けません。
かなり小さい鶏なら可能かもです
音もうるさいです
デロンギオーブンの使いにくい点4つ
- 温度も時間もアバウト(別でタイマー必須)
- 庫内が狭すぎる(17Lなので仕方がないですが….)
- 火力かなり弱め(通常より30度ほど上げて使用します)
- 後ろも横も開けないといけないので置き場がない
とにかく使いにくさしかないデロンギオーブン
焼けないし温度設定もアバウト
時間もアバウトなので別で自分でタイマーを用意しないといけません。
置き場もなくて使うたびに周りを開けて床におき使用してました。
温度や時間はつまみでくるっと回して設定しますが
現在庫内が何度なのかもわかりませんし予熱機能もありません。
一昔前のオーブンというとわかりやすいのかもしれません。
焼け具合
火力かなり弱めなのでこのデロンギオーブンの場合170度で焼きたいケーキは200度で焼きます。
するとこんな感じ。
ちょっと気に入らないですがそこそこ焼けます。
レシピはこちら
まとめ
というわけでいろんなオーブンを経て現在はSHARP過熱水蒸気オーブンの2019年製RE-F31Aを使用しています
F31Aは
- 安い
- 大きい
- しっかり焼ける
- 音もうるさくない
- 後ろピッタリ置き
- 水タンク式
このお値段で丸鶏も入り、水蒸気でしっとり焼き上がる。
最初から最後まで水蒸気調理するヘルシオの方が良い仕上がりにはなるでしょうがお値段がとても使いやすいオーブンだと思います!