オーブンなし生活5年目の我が家。
ずっと欲しかったデロンギの電気オーブンをついに購入しました!
先日デロンギアクティブシリーズの新製品、ポップアップトースターを頂いたのですが
(トーストがカリッともっちりめちゃくちゃ美味しく焼けるのでオススメです)
その時宣言したのが「デロンギさんのオーブン買います!」
宣言してしまったので早めに購入しました。
何故デロンギのオーブンに?
昔通販生活で「家庭用小型オーブンのピカイチ」として紹介されていたのがデロンギオーブン。
実家がガスオーブンだったためガスの良さをよく知っていましたが、その時の通販生活の文面に「ガスオーブンと変わらない」と書かれていたと記憶しています。
そのため「自分で電気オーブンを買うならデロンギ」とずっと思っていました。
ここ最近になって続けて2〜3人のお料理インスタグラマーさんがこぞって「デロンギのオーブンいい!」と仰っていたのもありやはりこれは一度使ってみないとと購入に至りました。
セット内容
丸型のピザストーン
ラック2枚と天板2枚、片方は深型です。
二段調理可能。
お肉を焼く時の穴あきトレイ
レシピ本
グリップ付き。
機種による違い
コンベクションオーブン 製品情報 / De’Longhi デロンギ
公式サイトにも詳しく載っていますが、2018年3月現在6種類のオーブンがあります。
EO420J-SS、EO420J-WS
8.5L、世界最小クラスのコンベクションオーブン。
トースターと変わらないサイズでオーブンを使いたい人向けです。
温度は120度〜230度、時間は45分まで。
SSには保温機能も付いています。
1段調理、本体重量3.5kg、付属ピザストーンは角形です。
EO12562J
12.5Lのファミリーサイズです。
温度は100〜220度、時間は60分まで。本体重量6.8kg。二段調理。
深型トレイは付きませんが付属のピザストーンは丸型です。
EO1490J-W、EO14902J-W
14Lで比較的使いやすいサイズ。
DeLonghi(デロンギ)コンベクションオーブン スフォルナトゥット EO1490J-W
- 出版社/メーカー: デロンギ
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EO1490J-Wの方が庫内が若干広め。
EO14902J-Wは周りが厚めで温度が下がりにくい設計に。
二段調理、深型トレイ付き、ピザストーンは丸型、グリップ付き。
EO1490J-Wは60度〜245度
EO14902J-Wは100度〜220度(保温機能付き)
本体重量7kg。
EOB2071J
リストランテの本格オーブン20L。
このタイプのみ液晶にデジタルで時間や温度が表示されます。
必要かどうかわかりませんが、パン捏ね機能が付いているので付属でパンボウルが付きます。
二段調理、深型トレイ、グリップ付き。
本体重量20kg。
EO14902J-Wを選んだ理由
オーブンの設定温度は35度〜400度が一般的だと思っていたのでこの設定温度の狭さに驚きましたが、見た目の可愛らしさと14Lというサイズ感、それから置き場のない我が家のキッチンではオーブンは収納して使うたびに出す事になりそうだったので本体重量が7kgならなんとか持ち運びできそうだなと思いこちらにしました。
オーブンが欲しかった理由の一つに丸鶏を焼きたいというのがあったわけですが、このEO14902J-Wなら小さい丸鶏ならギリギリ入るのでは?と思います。
ほんと、ギリギリですけど…
使用する前に
設置場所
オーブン本体の片側、後ろは10cm、上は20cm開けないといけません。
そこまで飛び出るラックがないのでオーブンは使うたびに床やテーブルに取り出す事にしました。
空焼き
蓋を開けたままコンベクション220度で20分、空焼きします。
蓋を開けたままと説明書に書かれていましたが蓋は自動で閉まってしまうのでセロハンテープで床に固定して空焼きしました。
使ってみて思ったこと
火力ちょっと弱めです
かなり期待度高かったデロンギオーブンなのですが、使用してみた感想は「ビルトインのオーブンの方が火力が強い」
「小型オーブンのピカイチ」なんですから大型オーブンと比べるのは間違いなのかもしれませんね。
そもそもビルトインオーブンは高額ですし、借家にはなかなか取り付けられませんから。
でも同じくらいに焼けるかと思っていたのでちょっと期待はずれでした。
今まで使用してきたオーブンと比べて…
ちなみに結婚当初借家に購入したのはビルトインのガスオーブン(ハーマン)
(引越しとともに置いてけぼりになった高額オーブン…)
実家はビルトインの電気オーブンでその前はリンナイのガスオーブンだったのですが、この3種どれもさほど違いなく(個人的にはハーマンよりリンナイの方が色々と扱いやすくわたしはリンナイ派です)綺麗に焼けていました。
でもそれらに比べると今回ご紹介するデロンギオーブンはかなり火力弱めになります。
何度も繰り返しますが「小型オーブンのピカイチ」なので仕方ないですね。
過去に元彼の家で使っていた一般的な国内メーカーの電気オーブンはどうしようもないくらい使えないものだったので、それに比べますとめちゃくちゃよく焼けますしちゃんとオーブンとして使えます。
Amazonなら1万ポイント以上付くのでかなりお安く購入できます(2018年3月現在)
やっぱりオーブンはガス!重いし大きいし場所にも困るわけですけど次買い換える時は迷わずリンナイのガスオーブンにします。
温度設定は通常のプラス20度で
160度で焼くチーズケーキを焼いたら真っ白蒸し焼きプリンのようになりました。
(「プリンのよう」というか完全にプリンでした)
シフォンケーキやスポンジケーキは200度で、ガトーショコラやベイクドチーズケーキなど低温で焼くケーキは180度くらいになります。
パンはまだ焼いていないのですが、おそらく200度ではないかと。
均一にしっかり膨らみますし、綺麗に焼けるのでこの「プラス20度」さえわかっていればオーブンとして充分機能してくれそうです。
ダイヤルでのアバウト設定
購入理由の一つに白黒赤で目を惹く外観がキッチンで映えそうと思ったというのがあります。
ですがこの可愛いと思っていたダイヤルが実際使ってみるとイマイチでした。
上から温度、時間、一番下は左から解凍、コンベクション、上下火(オーブン)、上火、下火の設定です。
「何度で何分」か、なんて使うオーブンやその時の状況によっても変わるわけですからアバウトで良いのかもしれませんが、ブログやクックパッドなどに細かく数字を載せたいし、次回の自分用に書き留めているところもあるので、
170度なのか160度なのかわかりづらいのは困りますし時間はせめて30秒単位で設定させてほしい。
予熱ボタンも停止ボタンもなし
この3つのダイヤルしか備わっていないので庫内が今何度なのかを確認する事もできないですし、当然予熱ボタンもないですから適当に回してそれなりの時間に入れるしかない。
20分回して5分でやめたい場合、途中停止ボタンもありません。
またレビューを見るとこのダイヤルがだんだん狂ってくるようなので時間はタイマーを別でセットした方が良さそうです。
きちんと計りたい人にはデロンギオーブンは不向きです。
水漏れします
Amazonのレビューで見ていたのでわかってましたが、オーブン調理中に扉の左下からポタポタと水が出ます。
調理が終わってから拭き取れば済む話ではあるのですが、何故漏れるんでしょうね。
このサイズの電気オーブンは全部そうなのでしょうか。
持ち運びは意外と楽
7kgは想像よりも意外と軽く、棚から出して使う事はさほどストレスにはなりません。
子どもと比べたら断然軽いです。
ただ床置きしてしまうと持ち上げる時が若干しんどいのでテーブルの上など持ち上げやすい場所で使うのが良さそう。
総評
と、まあ良い点悪い点と書きましたが(悪い点多めでしたね…)総合的に見てわたしは買って良かった!と思ってますし友達にも勧めたい製品だと思います。
(過去に使った小型電気オーブンはかなり酷いものでしたから)
水漏れはそこまで気になる話ではないし、時間と温度のアバウトさは残念ではありますがきちんと「オーブンで焼いた状態」に焼き上がります。
何より見た目がオシャレですもんね。
もうこれだけで全て帳消しになる気もしています。
キッチン家電って結局見た目が9割なのかもしれません。
先ほど話題に出した「以前使っていた小型電気オーブン」はロールパン生地8個並べて焼くと奥の角2つは焼けますが残りは白い生焼け状態でした。
(そうはいってもそんなへなちょこオーブンもどきを使ってパンでスープ皿を作ったりロールパンを作ったりと結構色々やりましたけど)
当時小型電気オーブンを使ったことがなかったわたしは電気オーブンとはそういうものなのだと思っていたので、デロンギのこの焼き上がりは(プラス20度など色々と自分で気をつければ)大型オーブンと変わらぬ焼き上がりだと思います。
また、チーズケーキをよく焼く我が家にとって付属の深型トレイがとても使いやすいのも嬉しいポイント。
お湯が貼りやすく湯煎焼きのストレスがだいぶ緩和されます。
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