
こんにちは!みすずです。そろそろ来年の手帳を選ぶ季節になりますね。

皆さんはどんな手帳を購入されますか?
この記事ではコクヨ「ジブン手帳」シリーズのDaysとDIARYに焦点を当て、この2種類の違いをご紹介します。
私は2025年にDaysを使い始め、途中からDIARYへ切り替えました。
両方を使って感じた違いや選び方のポイントをお伝えさせていただきます。
どちらの手帳があなたの相棒になるのか、選ぶ際の参考になりましたら幸いです。
ジブン手帳は1日1ページ手帳
ジブン手帳Daysは、「たっぷり書きたい派」のための1日1ページタイプ。ライフログや日記を毎日しっかり残したい方に人気です。
Days1:デイリーページ
まずはメインのデイリーページから見ていきましょう!
デイリーページの最大の特徴は、中央に時間軸が引かれた「T型タイムライン罫」。


このタイムラインは、0時から24時までの24時間が均等な間隔で振られていて、深夜帯や早朝もたっぷり書き込めます。



生活スタイルが朝型でも夜型でも、使い方に制限がありません。
また、T型タイムラインの上には、日付と曜日が横軸で並んでいるバーがあり、その日が週のどこに当たるのかがひと目でわかるのもポイント(この仕様は現在、特許出願中だそうです!)。


Days2:毎月の扉ページ
Daysには、毎月の扉ページも用意されています。


- 月の初めに書くこと:「今月の目標/テーマ」「やりたいこと」「やらないこと」
- 月末書くこと:「今月を一言で」「できたこと」「できなかったこと」「嬉しかったこと」「反省したいこと」「会った人」「行った所」
- フリースペース:2項目
私はこの扉ページに惹かれてDaysを選んだほどで、特に「やらないこと」をあえて書き出す習慣がとても楽しいと感じています。



ほんとはやらなくていいのに、惰性で続けていることってありますよね。
Days3:マンスリーページ
お次はマンスリーページを見ていきましょう。
月曜始まりのマンスリーページで、左側にはチェックボックス付きのフリースペース。


デイリーページと同じくマンスリーページにも方眼が付いていますが、個人的にはマンスリーページの方眼はもう少し薄くして欲しかったかな。方眼が気になって書きづらさ、見づらさがありました。
また、マンスリーページ下部には6項目の見開きガントチャートがついています。
習慣化したいことを書いたり、体重・体脂肪のグラフ化やSNS投稿などの日々のチェックを行えます。


Days4:ライフログコンテンツ
ジブン手帳はスケジュール管理に留まらず、自己発見や目標達成をサポートする多様なコンテンツを提供しています!
Daysに含まれる内容:今年の目標、今年のイベント、今年やりたい100のリスト、フリーリストページ(6)、メモページ(11)、今年の振り返り
Daysの気になる点3つ
自由に使えてたっぷり書き込めるDaysですが、ここで気になる点を3つ挙げます。
- 毎月の扉ページは人によっては不要かも
項目を埋めていくのが苦手な方にとっては、空欄が続いてしまい負担に感じることもあるかもしれません。 - ガントチャートが小さい
マンスリーページとガントチャートと両方1度に見られるので使いやすさがありますが、6行分しかないので少ない項目を管理したい方向け。習慣トラッカーをしっかり管理したい方には、後述のDIARYの方が向いています。 - ウィークリーページがない。
「1週間の予定を見開きで俯瞰したい」という方には、少し不便に感じるかもしれません。
Daysの楽しい使い方
3つのデメリットをお伝えしましたが、Daysはその分、自由度が高いんです。
特に中央時間軸のT型設計はとても優秀!
例えばデイリーページはこんな使い方もできますよ:
- 左側にその日の予定/右側にライフログ(実際にやったこと)を記録
- 左側に自分の予定/右側に家族の予定を書いて、家族全体のスケジュール把握に
- 左を仕事、右をプライベートで分けると、オンオフの切り替えが明確に
- チェックボックス付きの左側にタスクを書き、右側に予定や感想などのメモを記入



毎日書きたい派・ライフログ重視派には、カスタマイズの楽しさも詰まった1冊です!


2026年版Daysの新要素
これまで表紙が単色だったDaysですが、2026年版では模様入りの表紙にリニューアル!さらに、数量限定で可愛い猫のシールが付属したセット商品も販売されます。
より愛着の持てるデザインになり、外見にもこだわりたい方にぴったりです。
ジブン手帳DIARYはバーチカル手帳
ジブン手帳DIARYは、マンスリー+週間バーチカルタイプの手帳で、1週間の予定を見開きでぱっと俯瞰できるのが最大の魅力。
DIARY1:ウイークリーページ
まずはウイークリーページから見ていきましょう。
月曜始まり。9〜24時の時間軸、上部には天気マーク、下部には今日の気分や食事の記録などが可能です。


時間軸は0時〜24時までカバーしていますが、0〜6時までは少し狭めの間隔なので、朝活がメインの方にとっては書きづらさを感じるかもしれません。


とはいえ、生活リズムが日中中心なら、視認性の高さとスケジュール管理のしやすさは抜群です。



私は毎朝3〜4時半に起きるので、朝の狭さが少々使いづらさがあります。
私がDaysからDIARYに変えた理由のひとつが、ウイークリーページの「1週間見渡せる視界の広さ」でした。
週の予定と実績をセットで把握できると、時間の使い方の振り返りにも役立ちます!
また、ウイークリーの下部には3種の顔マークと食事記録欄(朝・昼・夜)があります。
その日の気分にチェックを入れたり、一言コメントや一言日記も書けますね。





私はこの小さな欄に食事日記は書ききれないので書いていません。
DIARY2:ガントチャート
DIARYには本格的なガントチャートが月ごとにあり、これが本当に便利!
各月12行あるのでたっぷり使えます。


私はこのページを、SNS投稿やブログ更新の記録、noteやPinterest、動画編集などの作業チェックに使っています。



「こんなにやれた!」という達成感や「これ最近更新できてなくない?」という確認など一目で見渡せ助かってます。
丸をつける、色を塗る、マーカーで線を引く、などチェックの仕方はいろいろですが、オススメはドットペン。
ぽんっと押すだけで簡単に綺麗な丸が描けますよ。




他にもこんな使い方ができます:
- ハビットトラッカーとして:筋トレ・ストレッチ・勉強・日記など
- 健康管理として:体重・体温・血圧などをグラフ記入(折れ線もしくは棒グラフ)
- 複数アカウントのSNS投稿予定の進捗をまとめて管理
「1週間を俯瞰して管理したい方」や、「タスクの見える化が好きな方」には、DIARYの使いやすさはかなり強力な味方になってくれますよ。
DIARY3:マンスリーページ
DIARYのマンスリーページはDaysとほぼ同じ。
左側にチェックボックス付きのフリースペース。
下部もフリースペースになります。Diaryにはガントチャートページが別であるのでマンスリーページにはついていません。



Diaryの方眼はDaysより少し薄く、私はこちらの方が使いやすいです。


また、各日付の右側にはウイークリーページにもあった3つの顔マークがついており、ここでも「今日の気分」の記録をつけることができます(この仕様はDaysも共通です)


DIARY4:ライフログコンテンツ
ジブン手帳はスケジュール管理に留まらず、自己発見や目標達成をサポートする多様なコンテンツを提供しています。
Daysに比べDIARYはより多彩なラインナップ。
DIARYに含まれる内容:私の夢、マネープラン、日本地図、ウィークリープラン、やりたいこと100リスト、良い言葉リスト、勧められたものリスト、ブックリスト、ムービーリスト、贈り物・いただいたものリスト、約束リスト、フリーリスト、今年の振り返り、世界地図
様々なリストページ、地図、路線図など豊富なコンテンツ。書き込むのが好きな方には楽しめる1冊だと思います。



これら全てを埋めるのは大変かもしれませんが、書けそうなところだけでも、少しずつ書いていくのも楽しいですよ。
DIARY5:そのほかのページ
ウィークリーの書き方見本ページ、年間年間スケジュール、年齢表、路線図(東京、大阪、京都、名古屋、仙台、神戸、福岡、札幌、横浜)、パーソナルデータページ



「書き方見本」ページがあるなんて面白いですよね!


ジブン手帳ファーストキットについて (クリックで開きます)
ジブン手帳の基本セットである「ファーストキット」は、DIARY・LIFE・IDEAの3冊がセットになっています。


これは「一生使える手帳」をコンセプトとするジブン手帳ならではの分冊スタイル!
それぞれ異なる目的で使い分けられます。
- DIARY(ダイアリー):その年の記録を残す、1年ごとに差し替えるメインの手帳
- LIFE(ライフ):パスワードや家系図、人生設計など、年を越して使い続ける「一生残しておきたい情報」を記録
- IDEA(アイデア):自由なメモ・アイデア帳として、ノート感覚で使えるグリッド罫のサブ手帳
この3冊をセットで使うことで、日々の予定管理からライフログ、アイデアの記録までを効率よく整理できます。



ファーストキットははじめてジブン手帳を使う方には特におすすめのセットです。
DIARYの気になる点3つ
バランスの良い手帳として私が愛用しているDIARYですが、実際に使ってみて「少し気になるな」と思った点もいくつかあります。
- 早朝の時間帯が書き込みにくい
時間軸は0時〜24時までしっかりカバーされていますが、0時〜6時まではかなり狭めに作られているため、朝活派の私には少し使いづらさを感じます。 - 土日の色分けが固定されている
DIARYのウィークリーページでは、土曜日は青、日曜日は赤で色分けされています。これは一般的なカレンダーと同じ色分けですが、全体が塗られているので読みにくさ、書き込みづらさを感じています。 - メモページが付属していない
Daysには11ページのメモ欄があるのに対し、DIARYにはフリーメモページがありません。 おそらくこれは、別売りの「IDEAノート(ジブン手帳シリーズ共通のメモ帳)」を活用する前提になっているからかと思います。
私自身は、メモにはコクヨの測量野帳(スケッチブック)を愛用しています。


IDEAノートよりもさらにスリムで、表紙が硬く屋外でも書きやすいのが気に入っているポイントです。


DIARYの楽しい使い方
DIARYのウィークリーページは、バーチカル形式(縦軸に時間軸が並んだレイアウト)で構成されています。
時間ごとのスケジュール管理がしやすいだけでなく、工夫次第で様々な用途に活用できます!
- 一般的な使い方:予定を書き込み、1週間のスケジュールを管理。
- ライフログ的な使い方:予定ではなく、1日の終わりに「実際にあったこと」を記録。食事内容、体調の変化、気分、行動の記録などを記入すれば、自分自身を客観的に振り返る手帳としても役立ちます。
- アレンジを楽しむ:スタンプやシールを貼ったり、マーカーで色分けしたり、付箋やテンプレートを使ってカスタマイズすることで、より見やすく・楽しくなります。
- トラッカー的な使い方:空いているスペースに、睡眠時間、体調、習慣チェックなどを記録。ウィークリーページを“習慣化の味方”としても活用できます。
バーチカルフォーマットの特徴を活かして、なんとなく過ぎてしまう日々を記録しあなただけのスタイルで彩ってみてください。
ジブン手帳のサイズは2種類
ジブン手帳には、どのシリーズにも共通してA5スリムとB6スリム(mini)の2つのサイズ展開があります。
名前はA5・B6と似ていますが、実は一般的なA5やB6よりも横幅のみスリムな独自サイズなんです。
たとえば、A5スリムは横幅が約105mmと細めなので、持ち歩きやすさと書きやすさを両立した絶妙なバランス感。
一方、B6スリム(mini)はさらに小さく、コンパクトに持ち運びたい方にはぴったりのサイズ感です。バッグの隙間にもすっと収まるので、通勤・通学時の携帯にも便利。



ただしB6スリムは記入スペースも小さめ!
私はminiはライフログやカラーマーカーでの記録にはやや窮屈に感じたのでA5スリムを使っています。
体験談:私の使い方
DaysからDIARYに変えた理由:重さと厚み
私は2025年、最初はジブン手帳Daysとほぼ日手帳の2冊使いで今年をスタートさせました。
Daysは書くスペースがたっぷりあって自由度が高いところが気に入っていたのですが、実際に使ってみると1日1ページ手帳2冊を重ねた厚みが予想以上にかさばるんですよね。
それで手帳を出すにも不便さを感じてしまいました。


- DIARY:厚さ1.3cm / 重さ244g
- Days:厚さ1.9cm / 重さ387g
さらに、私の場合は「毎日の予定」よりも「1週間の流れ」や「作業全体の把握」を重視したかったので、見開き1週間のバーチカルがあるDIARYに切り替えることにしたんです。



でも、DayのT型時間軸をとっても気に入っていたので、Daysにウィークリーページがあればこちらを使い続けたかもしれません。
私のマンスリーページの使い方:ブログ管理
私はプライベート手帳にはほぼ日を使っているので、ジブン手帳は作業用。
DIARYのマンスリーページは、ブログ管理に使っています。
毎日Googleサーチコンソールから取得した表示回数とクリック数を記入。
対象は、WordPressで運営している2つのブログと、アメブロの計3つ。
日付ごとに数字を並べて記録し、左側の空欄には「よく検索されているキーワード」や「最近伸びている記事」などのメモを書き留めています。
私のウィークリーページの使い方:ライフログ
ウィークリーページは、予定ではなくライフログ専用ページとして使用中。



朝9時と夜9時に記入しています。
睡眠時間、ブログ作業、動画編集、キャリカレ講座の受講(アンバサダー活動)、青色申告の帳簿記入など、5つの活動を色分けして記録しています。


使用しているマーカーは、ゼブラのマイルドライナー。
色味がやさしくて、ページがごちゃつかず、落ち着いた印象に仕上がるところがとても気に入っています。







色分けによって、1週間の作業量やバランスが一目で分かります。
ページ下部には、その日やったこと・明日やることを箇条書きでざっとメモ。簡単なToDoリストのように活用しています。
ジブン手帳の選び方
ここまで読んで、「どっちのジブン手帳が自分に合っているんだろう?」と迷っている方のために、選び方のヒントをまとめました。
それぞれに良さがあるので、ライフスタイルや書きたい内容に合わせて選んでみてくださいね。
こんな方におすすめ | ジブン手帳 Days | ジブン手帳 DIARY |
---|---|---|
たっぷり書きたい/日記を書きたい | ◎ | △ |
予定よりライフログ中心に使いたい | ◎ | ◎ |
1週間の予定を見開きで見たい | ×(ウィークリーなし) | ◎ |
ガントチャートで習慣管理したい | △(簡易ガント付き) | ◎(月ごとに本格的なガント付き) |
生活リズムを時間軸でしっかり記録したい | ◎(0〜24時均等) | △(0〜6時は狭め) |
厚みを抑えて持ち歩きたい | ×(分厚め) | ◎(薄くて軽い) |
月の目標や振り返りを毎月書きたい | ◎(毎月の扉ページあり) | × |
自分流にカスタマイズしたい | ◎ | ◎ |
補足:ジブン手帳Bizはビジネスシーンに合うカラー
ジブン手帳を選ぶとき、フォーマットの違いだけでなくカバーや中身の色合いも意外と重要ですよね。
毎日持ち歩くものだからこそ、手帳を開くたびに気分が上がるかどうかは大切なポイント。
もし「DIARYのカラーバリエーションが自分の好みに合わないな…」と思った方には、ジブン手帳Bizという選択肢もあります!


Bizは、DIARYと中身の構成はほぼ同じですが、落ち着いた色味とシンプルなデザインが特徴。ビジネスシーンでも違和感なく使えるように工夫されています。
- フォントや色がシックで、大人っぽい雰囲気
- 黒・ネイビー・グレーなど落ち着いたカラーバリエーション
- 名刺やカードを挟めるスリット付きマットカバー
- 多色ボールペンも差せる広めのペンホルダー
つまり、「フォーマットはDIARYが合っているけど、色がカラフルすぎる」と感じる方には、Bizを選ぶのがベスト



BizはDIALYの中身の使いやすさはそのままに、見た目をシンプルにしたモデル!
まとめ
ジブン手帳DaysとDIARY、それぞれにしっかりとした特徴があります。
- Daysは「1日1ページ」で自由にたっぷり書ける、ライフログ派にぴったりの手帳。
- DIARYは「1週間の流れを俯瞰できる」薄型の手帳で、ガントチャートも充実。予定管理や習慣トラッカーに最適。
私自身は、厚みやウィークリーページの有無を考えて、最終的にDIARYを選びました。
でも、どちらも「自分の生活を記録し、振り返りを助けてくれる」という点では共通していて、手帳を開くたびに自分と向き合うきっかけをくれる存在です。



使わなくなったDaysは「その日のメモ帳」として活用中です!
あなたに合うのは「たっぷり書けるDays」か、「俯瞰して管理できるDIARY」か。
ぜひ生活スタイルに合わせて、長く続けられる1冊を選んでみてくださいね。
おまけ:ジブン手帳がもっと快適になるグッズ紹介
ここからは、私がジブン手帳と一緒に使っているお気に入りの「ジブン手帳Goods」をご紹介します。
どれも手帳タイムがより楽しく、使いやすくなるアイテムばかりですよ。


1. ジブン手帳Goods(テンプレート プランVer.)
ウィークリーページを書くときに大活躍してくれるテンプレートです。


ジブン手帳の罫線にぴったり合うサイズで、スケジュール枠や時計枠、写真の切り抜き枠がキレイに描けます。
矢印を引いたり、線で囲んだりするときもとっても便利。
手帳がぐっと整って、見返すのも楽しくなりますよ◎
2. ジブン手帳Goods(下敷)
ジブン手帳にぴったりサイズの下敷きです。


適度な硬さとサラサラした書き心地で、ペンのインクが裏写りしにくく、筆記跡もつきにくいのが魅力。
しおりの代わりにもなるタブ付きで、使いたいページをすぐに開けてとっても便利です。
3. ジブン手帳Goods(インデックスシール)
月ごと(1〜12月)と主要コンテンツ名が入ったインデックスシールです。
手帳の外にはみ出しにくいサイズ感と、貼りやすい丸みを帯びた形状が特徴。


貼ってはがせるタイプなので、貼る位置を間違えても安心です。
目的のページがすぐに開けるので、日々の手帳タイムがスムーズになりますよ。
手帳関連記事


\Daysをもっと楽しむヒントはこちら/
ジブン手帳Daysが「使いにくい…?」と感じている方に向けて、続けやすくなる工夫や、ゆるっと楽しい活用アイディアをまとめました。
1日1ページ手帳に迷っている方にもおすすめの内容です。
>> ジブン手帳Daysが使いにくい?その理由と続けやすくなる活用アイデア集

