キャリカレ【中国漢方ライフアドバイザー】資格取得講座体験レポ

キャリカレさんの「中国漢方ライフアドバイザー」資格取得講座を受講しました。

漢方の基本的な知識と病気症状別のおすすめ漢方が学べ、漢方を使った料理や漢方コスメの作り方も習得できる面白い講座です。

漢方コスメのキットが付属するのでセット内容はこんなに盛り沢山！

資格試験に合格すると立派な証書が届きますよ。

今回は中国漢方ライフアドバイザー講座の体験レポをお届けします！

＼ 資料請求は公式サイトから ／

この講座はこんな人にオススメ

• 漢方薬について詳しく学びたい人
• 普段の生活にお茶やコスメで気軽に漢方を取り入れたい人
• 日々のちょっとした疲れを漢方で癒したい人
• 手作り漢方コスメに興味のある人

中国漢方ライフアドバイザー講座について

漢方とは東洋医学の一種。心と体の不調全体の修復を図る優しい医療のことです。

そして、漢方の理論に基づいてレシピを考えるのが薬膳になります。

本講座では漢方の基礎知識を学び、日々のちょっとした不調を和らげるための漢方の知識まで身につきます。

日々の生活に手軽に漢方を取り入れられる内容。漢方初心者さんでもきっと楽しめますよ。

難点は覚えることが多いのと、馴染みのないワードも多く登場するのでテキストには少しややこしさがあります。
講座の難易度はやや高いといえます。

映像教材も付属しますが、こちらはまるで漢方教室の講義を受けているよう！テキストは少し難しさがあるので映像教材での勉強が個人的にはお勧めです。

また付属の漢方キットには色々な薬草が含まれているので、受講してすぐに漢方を楽しめ、身近に取り入れられます。

講座セット内容

• テキスト3冊
• 別冊テキスト(レシピ集) 1冊
• 漢方用語お助けハンドブック 1冊
• DVD 5枚
• 手作り漢方コスメの材料 5種類

監修講師：足立 由鹿さん

テキストについて

• テキスト1：中医学の基礎知識
• テキスト2：症状別 漢方の使い方
• テキスト3：よく使われる漢方薬 配合や使用上の注意など

2025年5月現在、デジタルテキストには対応していません。

テキストはモノクロでほぼ文字ばかり。

キャリカレさんの他の講座はカラーページやイラスト、図解など多く見やすいので、それらに比べると文字数も情報量も多く、若干読みにくさを感じるもしれません。

テキスト1では、漢方とは？陰陽とは？五行とは？五味とは？といった基礎知識を学びます。この辺は「薬膳インストラクター」講座と似た内容になります。

薬膳インストラクター講座の体験レポはこちら
>>キャリカレ【薬膳インストラクター】資格取得講座体験レポ

テキスト2は症状別で覚える漢方の使い方。漢方薬の特徴や使い方、効果、症状に合わせた効果的な漢方療法を学びます。

本講座は特にこの「テキスト2」が難関！

分厚いテキストに症状別に使う漢方薬についてがびっしりと記載されています。内容がぎゅっと詰まっているのでしっかり学びたい方におすすめのテキストです。

テキスト3はよく使われる漢方薬。130種以上の漢方薬の基礎を学びます。

別冊テキストについて

別冊テキストは2種類あります。

1つは漢方用語集。知らない言葉を調べるためのミニ冊子です。小型で携帯しやすいので手の届くところに置いておき、疑問点が出たらさっと調べるのにぴったり。

もう1つは漢方コスメレシピ。

レシピ集掲載内容

• 漢方せっけん
• 漢方茶
• 漢方スープ
• 生薬の煎じ方
• 漢方ヘッドオイル

映像教材について

 別冊テキスト(レシピ集)の映像教材です。

文字を読んでいるだけより映像で確認できるDVDの方が、お料理は特にわかりやすいですね。

漢方コスメや漢方料理の作り方、クライアントへのアドバイスの流れなどが映像で確認できます。

web映像教材はありません

キャリカレさんの他講座では受講生ページから映像教材を確認できますが、こちらの講座は対応していません。

この講座の映像教材は付属DVDのみで閲覧できます。

古い講座なのでもしかすると今後改訂されるかもしれませんね。

添削課題について

課題は5回。

キャリカレさんの他講座は3回なので、本講座は添削課題が多いです。

web提出、もしくは郵送提出が可能です。

• web提出の場合：最短当日(営業日ベース)で返却されます。
• 郵送提出の場合：1〜2週間後に返却されます。

web添削の方が手間もなく、返却も早いのでおすすめですよ。

さて気になる課題内容ですが、症状に合う漢方薬を提案する問題が毎回あります。

これが難易度高く、私にとっては回答していくのが結構しんどい問題でした。

漢方レシピがもらえます

課題を提出すると、採点返却時に漢方レシピが同封されます。

(web添削の場合は同じものが返却時にDLできるかと思います)

この漢方レシピはわかりやすく、見やすくまとめられています。「今日のお夕飯に取り入れてみようかな」と思いやすい内容。

資格試験について

全ての課題が返却されるといよいよ資格試験に挑戦！

受験申し込みに必要なもの

• 公式サイトからのweb申し込みが必要
• 受験料(5600円+振込手数料)の振込(ゆうちょ)

この2つを行なって2週間ほどで自宅に問題用紙が郵送されてきます。

問題を解き返送し、合格なら1ヶ月後くらいに合格証書が届きます。

(証書の発行には特に別に費用はかかりません)

これでようやく講座終了！

手作り漢方コスメキットについて

添削課題には関係ありませんが、教材には漢方コスメキットが付いています。

課題を全て終えてから、のんびりと気楽に楽しんでください。

本講座で漢方の基礎知識を学んだとしても、お料理に漢方を取り入れるのは、少し躊躇しませんか？

でもお茶や手作りコスメにならハードル低く始められます。

このキットで作れる漢方コスメキットは5種類！

• マイカイカバスソルト
• 薏苡仁石鹸
• 五行草ローション
• どくだみクレイパック
• 薄荷のヘッドオイル

早速作ってみたので、全てご紹介しますね。

マイカイカのバスソルト

 バラ花のマイカイの花蕾を加えたバスソルト。血行促進にピッタリ。

• マイカイカにお湯を加える。
• しばらく置いてバスソルトを混ぜる。
• フライパンで乾煎りする。

乾煎りはレンジ加熱でもOKなようです。

マイカイカはこちら。ハーブティーとしても楽しめるようです。

バスソルトは生活の木のシーソルトが付属していました。

バスソルト300gにマイカイカの蕾を5つ程度の割合で使用します。

マイカイカバスソルトの使用感想

お風呂に入れるととても温まり、気持ち良い入浴ができました。

面倒な方はこのソルトをわざわざ作らなくとも、マイカイカだけを直接お風呂に入れるだけでもかなり温まります！

見た目はまるでバラ風呂！
マイカイカの花びらが浮いた湯船でテンションも上がり、リラックス効果も高かったです。

毎日入れたいと思いました。

五行草ローション

スベリヒユから作るローションです。

個人的にこの五行草はとても気に入りました。

夏肌のトラブル全般(虫刺され、あせも、オムツかぶれ、かゆみ、水虫などなど)に良いとされています。

• 五行草にお湯を加える
• しばらく置いて成分を抽出。

薬草茶をローションとして使う、といった感じです。

使用感をしっとりとさせたければここにグリセリンを加えます。

五行草ローションの使用感想

この五行草ローションのオススメの使い方はお風呂にどぼどぼ加えること。

薬草風呂の香りに癒されますし、湯船に浸かると血行が良くなり出てからもしばらくポカポカ。

また五行草の作用で虫刺されなどの肌トラブルの緩和も期待できるようです。

薏苡仁(ハトムギ)石鹸

肌を落ち着かせるハトムギを加える簡単手作り石鹸です。

受講以降、現在(2024年)も作り続けています。

とは言え、毎回石鹸を手作りするのも大変なのでそろそろはとむぎ石鹸作りをやめようかな、、と現在検討しているところです(2024年12月追記)

作り方はこちらにまとめています。
>>mpソープで手作り石鹸「はとむぎ石鹸」の作り方

はとむぎの独特な香りがするので苦手な方はお好みでエッセンシャルオイルを加えてください。

石鹸作りに詳しくないので、グリセリンソープとはなんなのか少し調べてみました。

石鹸作りには2通りの作り方があるようで、ここで使用する「MPソープ」というのはグリセリンソープと呼ばれる石鹸です。

溶かすだけで石鹸が作れるので、簡単な作り方の石鹸なようです。

ちなみにこのグリセリンソープですが、「グリセリンは肌に悪い説」や「グリセリン肌に悪い説は実は嘘説」などあり結局どっちなのかわかりません。諸説あるようなのでこの辺り気になる方は調べてみてください。

市販の石鹸には殆ど含まれないグリセリンがたっぷりなので、市販の石鹸に比べとてもしっとりとした仕上がりになるのが特徴。

このグリセリンを溶かし、ハトムギ粉末を加えて作るのがはとむぎ石鹸です。

ハトムギ粉末は、パンケーキ生地に練り込んだりお料理にも使えます。

さて作っていきましょう。

グリセリンソープはレンジ加熱で飛ばすこともできますが、私はいつも湯煎で溶かします。

湯煎の方が薏苡仁パウダーが混ざりやすいのでダマになって残りません。

湯煎の方が作りやすいかもしれません。

溶かして、混ぜたら固まるまで冷まして出来上がりです。

人生初の手作り石鹸が完成しました！

はとむぎ石鹸を使った感想

今回の漢方コスメ作りの中でわたしが一番気に入ったのがこの石鹸です。

髪がしっとり、艶やかに洗い上がります。
体を洗う場合は少し乾燥するように感じましたが、加えるはとむぎ粉を減らすことで解決しました。

薄荷のヘッドオイル

乾燥薄荷とオリーブオイルで作ります。

簡単に作れるヘッドオイルです。

• 小瓶にオイルを入れる
• 乾燥薄荷をつけこむ

漬け込みには遮光瓶を使用しますが、我が家にはなかったので瓶に入れてアルミホイルを巻き付け光を遮断しました。

薄荷を1週間漬け込んで使います。

薄荷オイルを使った感想

このオイル、あまり薄荷の清涼さが感じられません。

ミントを食べた時のあの爽やかさが頭皮にもあるかと思ったのですが、使ってみてもわからない使用感でした。

でもしっとり、洗いあがりの頭もスッキリします。

どくだみクレイパック

どくだみの清熱解毒の働きと、クレイの毛穴掃除効果を狙ったクレイパックです。

• どくだみを粉末にする
• 湯を加えしばらく置く
• レッドクレイを加えてよく練る

どくだみはFPなどで細かくしてから使用します。

我が家ではバーミックスでガーッと粉末にしました。

粉末にしたどくだみに湯を加えてしばらく置き、レッドクレイに加え混ぜます。

クレイに加えてマヨネーズ状まで練り上げます。これで完成です！

どくだみクレイパックを使った感想

どくだみの香りからどくだみ茶を連想。ホッとリラックスした香りに包まれます。

お風呂で使用するとお風呂場が良い香りに包まれて癒されますし、クレイの洗浄力にも癒されます。全身スッキリしっとりしました。

ただ1点注意が。

このレッドクレイ、洗ってもなかなか落ちません！！

しっかり洗ったつもりでも背中など手が届かない部分に洗いのこしがでやすいです。背中を拭くとタオルに赤茶色が付いてしまうんですよね。

洗い流しをしっかりと行ってください。

まとめ

というわけで今回は中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座について体験レポをまとめました。

漢方の基本的なことから、症状別の漢方薬の使い方、漢方の種類について、幅広く学べます。

漢方料理レシピも学べ、漢方コスメ作りも体験できます。

添削課題は難しかったですが、漢方コスメ作りは楽しかったです。

お料理に漢方を取り入れるよりわかりやすいですし、とっつきやすい。使用感も良いので特に気に入りました。

付属品で頂かず、講座で作り方が紹介されているだけだったら、恐らく作る機会はありませんでした。

これが楽しめたことだけでも、この講座を受けて良かったと思います！

教材の内容は普段馴染みのない漢方薬のお話が中心。特に添削課題は今思い出しても「しんどかった」記憶しかありません。

それでも興味深い内容で、学ぶこと沢山。

キャリカレさんは古い講座を順次リニューアルされているので、もしかすると今後この中国漢方ライフアドバイザー講座も内容が変わるかもしれません(＊2024年12月現在まだリニューアルはされていないようです)

今回の記事内容は私が受講した2018年のものです。どなたかの参考になりましたら幸いです。

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>>マクロビオティックセラピスト資格取得講座体験レポ

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