空気を汚さず乾燥しないオイルヒーター
使用7年でコンセントが分解したため新しくデロンギオイルヒーターを買い替えました。
今回は以前購入した下位機種「H770812EFS」と
今回購入した上位機種「ベルカルド」で使用感を比べます
オイルヒーターとは
ポカポカと優しい温かさのオイルヒーター。
オイルヒーターとは放熱版(フィン)内に密閉したオイルを電熱で暖める暖房器具。
暖められたフィン自体が熱を発し、そのフィンと室内空気の温度差によって自然な対流が生まれじんわりと部屋を暖めていきます。
オイルヒーターのメリット
オイルヒーターは風が出たり何かを燃やしたりするわけではないので以下のような特徴があります。
- 空気が汚れない
- 部屋が乾燥しない
- 静か
- ポカポカ優しい暖かさ
乾燥しないのでインフルエンザ対策にもなりますね。
我が家では冬場の風邪や体調不良時は特にオイルヒーターのみにしています
また、スイッチを切っても急激に冷えることなくしばらく予熱で温かいので
お得感もありますよ。
オイルヒーターのデメリット
とはいえ、家の違いにもよるでしょうがわたしの感覚では
オイルヒーターは
- 電気代がエアコンより断然高い
- 真冬だとエアコンのが断然温かい
さほど気温の低くない名古屋でこうなのでもっと寒い地域だとオイルヒーターでは全く温まらないかもしれません。
我が家も真冬はオイルヒーターとエアコンの併用で使用していました。
(注:3〜8畳用を12畳で使用のため)
ではここからはわたしの使用した2機種を比較していきます。
右が2013年購入のH770812EFS、
左が2019年購入のベルガルドRHJ75V0915
デロンギオイルヒーターH770812EFS
2013年にわたしが購入したのがこのH770812EFS
3〜8畳用。フィン8枚。表面温度80度です。
タイマー、キャスター付き。
とにかく一番安くオイルヒーターを購入したい人向け。
古い機種のため現在購入できるのはこちらになります(8〜10畳用)
現行モデルはHJ0812です(8〜10畳用)
下位機種なので機種代は安いけど
エコ運転できないため電気代は高くつく製品です。
しっかり記録していませんがそれまでの2倍ほどにはなりました。
【サイズ】
幅245×長さ415×高さ630mm
本体12kg
消費電力1200w
保証期間3年
サーマルカットフィン8枚
24時間タイマー
折りたたみ式キャスター付き
0812を使った感想
3〜8畳用でも12畳の部屋でそこそこ暖かく、真冬以外はエアコンなしでいけます。
表面温度は80度なためうっかり触ると危険なくらいかなり高温になります
この表面温度は「80度なので安全」というような書き方をしているサイトもありますが
実際は結構熱く、
例えば子どもが遊んで突っ込んだり
ついつまずいたり
夜間使用していて起きてトイレに行く時にぶつかったり
してしまうと火傷ものです。
コンセントが壊れやすい
そしてうっかりコンセントに足を引っ掛けつまづいたら
コンセントが簡単に壊れました。
かなりやぐい作りで壊れやすいようですね。
デロンギオイルヒーターはw数が大きいのでタコ足配線が使えません。
直接コンセントに刺さないといけないので場所によってはコンセントコードが「ピン」と張った状態になってつまづきやすいんですよね。
で、派手につまづいたらこの大きなコンセントが簡単にバキッと分解したんです。
依頼すれば修理も可能なのですが本体ごと郵送しないといけないので
(下位機種で電気代が高いのと表面温度が高いこともあり)新たに買い換えることにしました。
壊れたコンセントはとりあえずボンドで貼り付けたら使用することはできましたが
新機種も届いたし危ないのでこちらは破棄することにします。
0812の使い方について
暖かさはダイヤルでアバウトに0〜6の6段階と
下のスイッチ(2個入れるか1個入れるか)で調節します。
12畳の部屋でほぼ6で使用していました。
8畳用なので仕方ないかもしれませんが雪の日など真冬はこれだけでは寒く、エアコンと併用になります。
タイマーは赤いポッチを押し込んで使うタイプですが設定方法が難しく結局7年間使用しませんでした。
収納について
この機種は収納袋付きだったのでオフシーズンはスポッと袋をかぶせ押し入れに。
コンセントはくるくる巻きつけるだけの収納なので見た目も美しくありません。
以上がデロンギオイルヒーターH770812EFSの使用レポです。
表面温度が高すぎる点と、ぐるぐるコンセントのみっともなさ以外は気に入っていました。
コンセントが壊れなければ買い換えなかったかも、、、
ただ、電気代はかなりお高くなります(1〜2万円は上がる覚悟で)
デロンギベルカルドRHJ75V0915
続いて今年2019年に購入したベルカルドです。
色はピンク、グレー、グリーンの三色展開。
デロンギオイルヒーターにしてはかわいらしい見た目に惹かれました
表面もフラットになって見た目的にもスッキリ
ベルカルドの特徴はこちら
- X字型フラットフィン使用
- フィン9枚
- 表面温度60度
- 液晶で1度ずつ温度設定できわかりやすい
- リモコン付き
- コンセントが収納できる
【サイズ】
幅300×長さ535×高さ680mm
本体16.5kg
デジタルタイマー
消費電力1500w
折りたたみ式キャスター(ロック付き)
X字型フラットフィン使用
H770812EFSのサーマルカットフィンと異なり、こちらはX字型フィンを使用。
従来品に比べ暖かく、高性能なフィンになります
表面温度は60度。
H770812EFSの表面温度80度に日々怯えていましたが
もう「うっかりぶつかる」事があっても火傷の心配はさほどしなくても良さそうです。
暖かさについて
表面温度が今までのより低いので「近くにいても暖かさがない」ため
なんとなく物足りなさを感じます。
特に我が家は床がコンクリートで底冷えします。
温度の高いものが近くにあるかないかで床の温度がだいぶ違いますね。
この点だけは表面温度の高い下位機種の方が良かったのかもしれません。
コンセントが収納できる
この機種で一番惹かれたのはここ!
コンセント収納ボックスがついているんです
ぱたっと蓋を閉じればみっともない「ぐるぐるコンセント」が目に入らずとてもスッキリします
操作がわかりやすい
液晶で1度ずつ温度設定できるのでエアコン感覚で非常にわかりやすくなりました。
エコ運転モードも搭載しているので従来品よりも電気代節約になりそうです。
デロンギさんのサイトによると普段のエアコンより低めに温度設定すると良いようなので(普段エアコンを28度にしているので)26度設定で使っています。
操作は「ボタンを押す」「ダイヤルを回す」だけ
格段に使いやすくなりました!
就寝中はコンセントを抜いて
この液晶は暖房を使用していなくてもコンセントが刺さっているとついています。
そのため寝室で使用する場合は夜中かなり眩しいです。
コンセントを抜くと画面には何も表示されなくなるので明るさもなくなりますよ。
でもコンセントを抜いていたらせっかくのリモコンも使い道がなく
出番があまりなさそうですね。
リモコン付き
これはわたしはあまり使わない機能なのですがこの機種にはリモコンが付属しています
起きてすぐ布団の中からポチッとスイッチを入れるなどできますね。
(前途したようにコンセントが入っていると夜中明るすぎて気になります)
大きさ比較
最後は大きさ比較!
心配していた大きさ比較ですが、3〜8畳用と比べそこまで大きな違いには感じませんでした。
並べてみると長さ10cm、幅6cmほどの違い。
白とピンクの淡い色になったためかそこまで圧迫感も存在感もなく自然と部屋に溶け込んでいます。
2機種の暖かさ比較
ベルカルドを「26度エコ運転モード」で使用しているからかわかりませんが
- 機種代が3倍以上
- X字型フィン9枚
の2点から想像していたほどの暖かさはなく
下位機種(H770812EFS)の方が暖かかったように感じてしいます。
でもそれは満足いく暖かさにするにはもっともっと設定温度を上げないといけないのかもしれません、、
1500wにビビって26度設定にしているので28度でしばらく使ってみますね。
これから冬本番!
しばらく使用してみて「我が家のベスト」を探します。
まとめ
というわけで今回はデロンギオイルヒータH770812EFSとベルカルドRHJ75V0915の使用レポをまとめました。
体感の暖かさは下位機種の方がありそうな?気がしますが
- 見た目のスッキリさ
- 表面温度の低さ
- コンセント収納
などの点でベルカルドがとても気に入っています。
エコ運転モードもあるので電気代が下がるのか、変わらないのか、消費電力が上がっているので増えるのか、
この点も楽しみです。
また1〜2ヶ月使用してみて使用感を書き加えますね。