名古屋市東区にあるコーミ株式会社さん。
美味しいトマトケチャップを作ってらっしゃる地元企業さんです。
今日はコーミさんに伺い「国産トマトのトマトケチャップ」が美味しい理由を伺ってきました
詳しくは後述しますが国産トマトケチャップの美味しさの秘密は以下の3点です
- 赤色の濃さ
- トマト風味しっかり
- ブドウ糖液糖など使わず作成
お気に入りトマトケチャップ
皆さんは普段どんなケチャップを使ってらっしゃいますか？
ケチャップやソースというものは特に
各家庭で「これじゃなきゃイヤ！」というこだわりがあるものではないでしょうか。
わたしのお気に入りはこちら！
コーミの愛知県産トマト100％トマトケチャップです
ちなみにこの愛知県産トマトのトマトケチャップの販売は愛知、岐阜、三重近辺のみ。
その他の地域には「国産トマトのトマトケチャップ」という別製品が売られています
愛知県産トマトケチャップがなくなった
さてこの愛知県産トマト100％という名古屋心をくすぐるトマトケチャップ
定価で1つ300円。
以前は比較的どのスーパでも並んでいました。
それが2019年春頃からどこにも並ばなくなったんです。
このケチャップ愛好者だった我が家はかなり困りました
仕方なく同じ価格帯の他社のケチャップをいくつか試してみましたがどれも味がイマイチ
他社製品は薄く感じるし赤色も鮮やかではないんです。
コーミ株式会社さんに伺ってきました
同じケチャップなのに一体何が違うの？
今回はそんな疑問を解決するべくコーミ株式会社さんに伺ってきました。
名古屋市東区 市工芸高校そばにあるコーミ株式会社さん。
メールでやりとりさせて頂いた営業課のMさんにお話を伺いました。
国産トマトが不足してる
まず、愛知県産トマト100％トマトケチャップがなくなった理由
単に人気がなくて販売終了になってしまったのでは？と思っていたわたし。。。
そうではなくてなんと国産トマト自体がないそうなのです。
コーミさんには他にも「国産トマトのトマトケチャップ」「北海道産トマとのトマトケチャップ」などがありますが全てが現在販売されていないそうです
トマト不足の理由
国産のトマトがとれなかった理由は2018年の猛暑。
連日40度を越える日が続き、トマトがほとんど採れなかったとのこと。
加工用トマトは路地栽培なので気候の影響を受けやすいのです。
確かに異常な暑さが続いた年でしたね。。
国産トマトが不足するなんてことはここ10年ほど1度もなかったそうです。
販売再開について
トマトの不足で販売ストップしていたので
トマトが収穫できれば再開されます(嬉しい！）
2019年は2018年に比べそこまで暑くなかったので、少ないですが収穫はありました。
なので「愛知県産トマト100％のトマトケチャップ」を含め
国産トマトのトマトケチャップ販売再開は早くて2020年年明け以降。
スーパーによっては早くて春以降の入荷になるかとのお話でした。
ただ以下の点だけ注意してください。
- お値段が若干上がる
- 今まで購入していた全てのお店に入るとは限らない
近くのスーパーに入ってくれると嬉しいですね
現在は少量なら販売可能
現在はコーミさんに少量残っている在庫分のみ販売可能
東区のコーミさんで直接支払いして購入することはできません
購入検討されてる方は一度コーミさんのHPより問い合わせしてみてくださいね
(下記リンク内左下問い合わせフォームより)
国産トマトのトマトケチャップ美味しさの理由3つ
さて、国産トマトのトマトケチャップの美味しさの秘密ですが
前途したように国産トマトのトマトケチャップは
- 赤色が濃く
- トマト風味しっかり
- ブドウ糖液糖などを使わずお砂糖を使用しているので風味が良い
のです。
ケチャップ2種作り比べ
美味しさの理由をお伝えする前にこちらの画像をご覧ください。
「手羽元のケチャップ炒め」
同じメニューを似た価格の他社ケチャップ(海外トマト)と
コーミ「愛知県産トマト100％トマトケチャップ」で比較！！
写真だとわかりにくいかもですが
他社有機トマト使用トマトケチャップ(270円で購入)はこちら
若干水っぽく赤色も薄いです。ゆるいソース状にだらりとしています
こちらが愛知県産トマトのトマトケチャップです
濃厚でトロリとしており赤色が濃くトマトの甘味や酸味がギュッと詰まってます。
濃縮度合いの違い
色の濃さ、そして風味の濃さの違いは濃縮の度合いの違いです。
これが国産トマトのトマトケチャップが美味しい理由1つ目。
国産トマトは3倍濃縮で一時保存し、こちらを加工して使用していますが
海外トマトは輸送があるので6倍ほどの濃縮になります。
濃縮の度合いが違えば加熱時間も変わります
加熱が長くなれば当然色の鮮やかさにも影響しますし
トマト風味の濃い薄いにも繋がります。
お砂糖の違い
2つ目の違いはお砂糖。
海外トマトのトマトケチャップの多くは砂糖ではなく加糖ブドウ糖液糖などを使用しています。
(先程の比較に使った有機トマトケチャップは砂糖使用のものです)
お砂糖を使った方がコストは上がりますが味は美味しくなります
トマトの量の違い
そして3つ目の違いはトマトの使用量。
コーミ愛知県産トマト100％のトマトケチャップの定価は300円です。
この1/3くらいのお値段のトマトケチャップもスーパーにはたくさん売られていますよね。
もちろん海外トマトの方が国産トマトよりお安いのですが
さらに使うトマトの量もギリギリまで抑えているためお安く作れているのです。
トマトが少なければ味が薄いのも納得ですね。
香辛料にはさほど違いはなし
ちなみにトマトケチャップといえば必ずスパイスなど香辛料も加わります。
美味しさの秘密の1つにこの香辛料の違いがあるのでは？と思っていましたが
これにはさほどの違いはないそうです。
愛知県産トマト100％トマトケチャップの原材料↓
ソースをお醤油代わりに
さて、コーミさんといえばトマトケチャップだけでなくソースも有名な商品です。
このソースがお醤油代わりに使えるって皆さんご存知でしたか？
お好み焼きやトンカツにかけるだけだとなかなかなくならないソース。
実は普段の煮物などお料理にお醤油と同じ感覚で使っても全く違和感ない仕上がりになるそうです
お醤油よりも塩分量が少ないので減塩調理になるとか。
ソースでの調理はとても簡単！
ソースを使って肉じゃが、親子丼、牛丼など
いつものお醤油の使い方で同じ分量加えて作るだけ。
ソースアヒージョもソースピザトーストも気になります
こちらも一度試してみたいと思います！
国産トマトのトマトケチャップは美味しい
国産トマトのトマトケチャップがなぜ美味しいのか
おわかりいただけたでしょうか
お値段お高めなのも納得ですね。
わたしはとにかく、この「愛知県産トマト100％トマトケチャップ」のファン。
販売再開を楽しみにし、今後も使っていきたいです。
本日は貴重なお話をありがとうございました！
トマトケチャップのみならずトマトジュースもありますよ
愛知県と岐阜県のトマトでできています
すっきりとしていてとても飲みやすいですよ
