松坂屋名古屋店さんで炭酸飲料メーカーの『ドリンクメイト』を試し、ソーダストリームとの違いについて伺ってきました。
2018-02-28公開/リライト2021-07-30
ドリンクメイトの公式ページ↓はこちら
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ソーダストリーム の使い方をより詳しく解説!
ドリンクメイトとソーダストリーム の違い
我が家はソーダストリーム を購入
購入までにしっかりと吟味した、ソーダストリームの機種による違いまとめ
夏場に美味しい炭酸水
炭酸水はそのまま飲んでも勿論美味しいのですが、
コーヒーに混ぜたり
ヨーグルトに混ぜたり
我が家では夏場は炭酸水を頻繁に購入しています。
ですが重いペットボトルで何本も買い置きするのも面倒ですし、ペットボトルを破棄するのも手間がかかります。
また1.5リットルが飲み切れず気が抜けてしまう事もあるのではないでしょうか。
炭酸用ボトルキャップで締め、日々沢山飲まれる場合ですとさほど気にならないかもしれませんが(うちはそう)
それでも「出来立ての」炭酸水を「自分の好みの炭酸量で」「欲しい時に作れる」
というのはやっぱり魅力!
ドリンクメイトとは?
2016年に発売されたドリンクメイトはシナジートレーディング社の炭酸飲料メーカーです。
炭酸水メーカーをお勧めする理由
私はペットボトルよりも断然「炭酸水メーカー」派です。
炭酸水メーカーは最初こそ機種代金は必要にはなりますが、長い目で見れば炭酸水を買うより圧倒的に安くなります。
そして常に出来立て作りたて。
ペットボトルは栓を開けなくても炭酸が抜けていってしまうので、買い置きも難しいですよね。
そしてペットボトルは購入、ゴミ捨て、保存と常にかさばりますが
炭酸水メーカーなら買い置き不要でコンパクト。
電源不要なので置き場も選びません。
いつでもどこでも、
そしてドリンクメイトならお水やジュース、ワイン、ビールなどどんな液体にも炭酸を入れる事ができます。
(ソーダストリームは水のみです)
ボトルの着脱ワンタッチ。
ガス交換も簡単です。
電気を使わないのでアウトドアでの利用も可能。
本体、ガスシリンダー、ボトルがセットされていますが、お水用とジュース用など別々にボトルを使い分けたい方には別売りでボトルもS、L2種類出ています。
また、ドリンクメイトの特徴ですが、
インフューザーが取り外しできます。
取り外しができるので洗う事もできますし
水用、ジュース用など用途に分けて数種類のインフューざーを購入して使い分けて使用する事も可能。
こちらも別売りもされています。
*ソーダストリームはインフューザーの取り外しはできませんが、そもそも水にしか使用できないため外して洗いたいと思うこともありません。
ドリンクメイトの魅力を売り場担当者さんに伺ってきました
今日はそんなドリンクメイトの使い方とオススメのポイント。
それから同じように炭酸水を作る機械「ソーダストリーム」との違いについて松坂屋名古屋店の売り場スタッフさんに伺ってきました!
ライブ配信動画
松坂屋名古屋店にある「クックアシストルーム」 というところで伺ってきました。
こちらは要予約で、誰でも日替わりで人気のキッチングッズが試せるスペースです。
この日、2018年の2/28(水)は「ドリンクメイト」の日でした。
担当者さんにお話しを伺った30分ちょっとをまるっと動画配信していますのでお時間あります方はこちらをどうぞ。
ここからはライブ動画の中から抜粋し順にご説明していきます。
ドリンクメイトの使い方
ガスシリンダーをセット
まずはガスシリンダーをセットします。
後ろからくるくると回して差し込んでセット。
簡単に装着できます。
炭酸水メーカーの #ドリンクメイト を試してきました。
水、ワイン、ジュース、何にでも炭酸を入れられます。
まずはガスの入れ方。
後ろからくるくる回してセット。電気を使わないのでガスボトルを入れるだけで外でもどこでも使えます。#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/y1sYeua958
— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
このガスシリンダーは、頻繁に炭酸水を作られる場合は付けっ放しでOKです。
ただ例えば車で持ち運びする時など移動時は外しておいた方が無難。
1本でどれくらいもつ?
ガスシリンダー1本で約60回分(炭酸水1回1リットル作成したとして)
使い切ったものを売り場に持っていくと交換値段(2000円ほど)で購入できますし、別売りもあるので予備用にもう1本、2本と購入しておく事も可能
*注意
ジュースなど水以外に使用した場合、ガスが多めに必要(30回ほどで1本なくなる)
ボトルをセットし炭酸を入れます
冷たい液体の方が炭酸か入りやすいので、冷やしておいた水を使います。
#ドリンクメイト の使い方続き
冷やしておいたお水(冷たい方が炭酸が入る)最大で850cc
をセットして、あとは上のボタンを押すだけ。
押す回数で炭酸の入りを調節しお好みの強度にします。
MAX入れるとプシューっと音がするのでそこでストップ。#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/Ig7mRmmTaJ— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
ボトルのセットも簡単で、水を入れたボトルにインフューザーをセット(くるくる回す手間なくすぐにカチッと装着できます)
インフューザーとはこの黄色の丸の部分のこと↓
本体にカチッとセットして、上のボタンを数回押すだけで炭酸が入ります。
好みのところでストップ
炭酸の量はお好みで調節できます。
マックス入ると(ボタンを4回ほど押す)シューシュー音がしてきますのでこの音を目安にしてストップ。
微炭酸でよければもっと手前で止めます。
全体にガスを馴染ませます
横にして左右に少し揺らし、全体にガスを馴染ませます。
その後ガスを抜いてから蓋を開けます。
#ドリンクメイト での炭酸水作り(続き)
ガスを入れたらボトルを外しボトルを横にして少し傾け全体に炭酸を馴染ませます
その後蓋を開け中のガスをしっかり抜いてから蓋を開けます。
(抜かずに開けるとブワッと噴きこぼれる)このまま冷蔵保存可能#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/ijvudtYMEI— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
ガス抜きはこの↓丸部分から。
しっかりガス抜きしてから開けないと噴きこぼれてくるので注意!
出来上がり
しゅわしゅわ炭酸水の完成です
#ドリンクメイト での炭酸水作り(続き)
グラスに注いで完成。
ボトルのまま冷蔵保存可能、冷たい状態なら1日は炭酸がもつそうです。一度に作れる量は水は850ccまで
それ以外(ジュースやお酒など)は350ccまで。
ガスボトルは1本で60回分です。#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/6AvdyBZGsS— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
すぐに飲まない場合はボトルのまま蓋をして冷蔵保存も可能。
作り置きできるのも嬉しいですね。
また、気が抜けてきたら追加で炭酸を加える事も可能なんです。
*保存した場合、炭酸は1日くらいはもちます。
ジュースやワインにも試せる
ドリンクメイトの特徴として「お水以外にも使える」という点があります。
100%の果物ジュースやワイン、気の抜けたビールなどに炭酸を追加する事が可能。
市販の炭酸飲料の気が抜けた時に足す事だってできてしまいます!
水以外で作る時の注意点
- 「つぶつぶジュース」など、果肉入りドリンクには使えません
- 酸化防止剤入りのワインの場合、吹きこぼれやすいので少なめで作ります
- お水は一度に850ccまで作れましたが、水以外の場合は350ccまでになります
また、使用するガスの量も水で作る場合に比べて多くなるのでガスシリンダーの減りも早くなります。
作り方は水の場合と同じ
本日はオレンジジュースで試しました。
用意したジュースは270cc。
#ドリンクメイト で炭酸水作り(オレンジジュース版)
水の時とやる事は同じ。
350ccまでしか作れません。
(酸化防止剤入りのワインの場合溢れやすいのでもっと少なめに)・水の時よりガスが沢山入ります
・水の時よりガス抜き時間が長くなります#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/3Pcn4in1gE— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
水の時はガスのボタンを4回ほど押しただけでしたが、ジュースの場合は10〜20回。
多めにガスが必要ですし、ガス抜き時間も長めになります。
#ドリンクメイト で炭酸水作り(オレンジジュース版・続き)
ガス抜きをしっかりしたら蓋を開けて注ぎます
しゅわしゅわの泡が凄くて他のものでも試してみたくなりました!
色々な液体に使える点がドリンクメイトは面白い
コーヒーで是非試してみたい#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/4i1l1RsjB0— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
ソーダストリームについて
動画配信の後で、同じように炭酸水を作る炭酸水メーカーの「ソーダストリーム」についても伺ってきました。
ネットで検索してみると、どうやらソーダストリームの方が人気な模様。
取り扱い店舗も多いです。
担当者さんに伺ったお話をまとめるとソーダストリームの特徴は以下のようになります。
ソーダストリームの特徴
1.水にしか使えません
お水にしか使えないので(それ以外のものに加えると溢れかえります)水以外でも炭酸を楽しみたい方には不向き。
「気の抜けたビールや市販の炭酸飲料に炭酸を足したい!」なんて事が出来ないのは少し残念かもしれませんね。
2.強い炭酸水が作れる!
とにかくキツイ強炭酸がお好きな方にはソーダストリームがオススメ。
ドリンクメイトでMAX加えた炭酸量より更にしっかり加える事ができます。
3.インフューザーは洗えません
ドリンクメイトでは取り外し洗浄可能だったインフューザーが、ソーダストリームの場合は本体に固定されてますので取り外すことができません。
ですが水にしか使えないわけですから洗いたくなる事もないのかもしれません。
4.全て自動でできる!
これが結構大きいのではないでしょうか。
先ほどドリンクメイトで行った「ガス抜き作業」や「横にしてゆらゆらと炭酸を馴染ませる作業」が不要。
スイッチ一つで炭酸水を作る事が出来るのでとても手軽です。
忙しい人にピッタリ。
5.ガスシリンダーはドリンクメイトの方が安い
ほんのちょっとの違いなのですが、予備購入の場合1本あたり約30円ドリンクメイトのガスシリンダーの方がお安くなります。
ドリンクメイトのガスシリンダー↓
ソーダストリームのガスシリンダー↓
ですが「あきボトルを持って行って交換」の場合のお値段は同じになります。
なのでガスのお値段の違いといってもさほど変わりはないかもしれません。
6.専用シロップがある
ソーダストリーム用に出来上がった炭酸水に加えて楽しむシロップが数種類出ています。
コーラやジンジャーエールなどもありますが、あくまで「風味を楽しむ程度」なので「しっかりコーラになる」わけではないようです。
この専用シロップは出来上がった炭酸水にのみ加える事ができます。
シロップを加えたあとは気が抜けても炭酸を追加する事はできません。
後入れなので、ドリンクメイトの炭酸水にシロップを加える事もきっと可能。
(その点は伺い忘れてしまいました)
本体価格の違い
最後に炭酸水メーカーそれぞれの本体価格の違いを見ていきましょう。
ドリンクメイト
まずはドリンクメイト(通常版16368円/税込)
ドリンクメイトの本体は2021年現在4種類あります。
- 通常タイプ 16368円/税込
- マグナムサイズ(大きいサイズ)21868円/税込
- 炭酸の量を調節できるタイプ 18568円/税込
- 水にしか使えないタイプ(一番安価)13618円/税込
こちらが通常サイズ
マグナムサイズはこちらです
大きいサイズには専用のガスシリンダーが必要になります
(通常サイズのガスシリンダーは使用できません)
マグナムシリーズの水専用モデルはこちら
ソーダストリーム
続いてソーダストリームですが、こちらはいくつか種類があります。
一番お安いのはベーシックタイプ(ジェネシスv2)
(この機種は生産終了品なのでネットなどで在庫がなくなったら終わりです)
この機種はボトルの着脱がワンタッチではありません。
くるくると回して付けなければならないので注意してください
ほかにもいくつか種類がありますが、詳しくは機種の違いの生地をご覧ください
この時店舗に展示されていたのは下記の4種類。
写真↓左側のジェネシスデラックスがこの中では一番古いタイプになります。
ジェネシスデラックスv2(13200円/税込)
先ほどのジェネシスの進化系。
ボディのツヤツヤが高級感を醸し出す(と公式サイトに記載されていました)
ジェネシスと同様、ボトルをくるくるくると回して取り付けないといけなくて、若干面倒です。
この値段出すならワンタッチ着脱のスピリットの方がいいのではないかな?
続いてその右隣のスピリット(15400円/税込)
性能としては先ほどのジェネシスデラックスv2(12960円)とほぼ同じなのですが、ボトルがワンタッチで付けられます。
この違いは大きい!(くるくる回すのは本当に面倒です)
続いてより高度な機能のついたこちらの2タイプ。
ソースv3(20900円/税込)
写真↑左側の赤いタイプです。お値段グッと高くなりました
このソースv3はボタンの長押しで炭酸の量がLEDランプで表示されるんです。
#ソーダストリーム のお話も伺ってきました。
こちらは4タイプ出ており一番左が旧タイプ(ボトルを回して取り付けないといけないので少々面倒だけどお安め)右2つは炭酸を入れる量を決められます。
一番右は電動だし強炭酸もスイッチ一つで作れます#松坂屋名古屋店#キッチンネットプラスアンバサダー pic.twitter.com/AhAQkZhmKh— misuzu@1分レシピ動画📪 (@misumisu0722) 2018年2月28日
ここまでご紹介してきた製品だとボタンを押す自分のさじ加減で炭酸量を調節しているわけですが、日によって押す量が変わったりすれば当然出来上がりの炭酸水の強度も変わるわけでして…
「毎回同じ炭酸量がいい!!」という方には3段階のランプで炭酸量を表示してくれるこのソースv3がオススメ。
(ちなみにLEDの交換は簡単にはできないのでメーカーに問い合わせになります)
で、そんなソースv3の進化形が先ほどの写真右側の黒いタイプ。
ソースパワー(31900円/税込)
ソースv3のように炭酸量を設定できるのですが、こちらは電動式。
ここまでの製品が「電源不要で持ち運びできる」「外でも使える」が売りであったのに対して、こちらのソースパワーは電源を使用するため使用できる場所が特定されます。
ですが電動になったおかげでソースv3でボタンを長押しして設定していた炭酸量(量が多いほど長く押さないといけないので、まあ面倒と言えば面倒)が、このソースパワーだとスイッチ1つで炭酸量の調節が可能。
この点は大きいのではないでしょうか。
(でも3万円代はかなりお高めになりますね…)
ガスシリンダーの交換について
ガスシリンダーはそのまま破棄する事は出来ません。
基本的には使用したガスシリンダーと新しいものとの交換になります。
気になるガスシリンダーの交換方法ですが、ドリンクメイトもソーダストリームもオンラインショップでの交換が可能です。
ドリンクメイトのガスシリンダー交換
- 5000円以上なら送料無料
- 配達時に配達員さんに空のガスシリンダーを回収してもらいます。
- 交換は公式サイトから(他サイトでの取り扱いはかなり少ないです)
- 電気屋やデパートなど取り扱い店舗での交換も可能。
- ソーダストリームに比べると取扱店舗が少ない
ソーダストリームのガスシリンダー交換
- 5000円以上なら送料無料
- 配達時に配達員さんに空のガスシリンダーを回収してもらいます。
- 楽天やYahoo!内に公式ショップがあるのでそこでポイントを貯める事が可能。
- 取り扱い店舗が多い。
交換の違い
どちらもネットで交換を頼め、その場で回収してもらえるのでそこまで手間はかかりません。
送料無料の5000円にするにはガスシリンダーが3本必要との計算になります。
ソーダストリームには送料のかからない「ガスシリンダー定期お得便」というコースがあります。
詳しくはこちら
我が家は2021年現在ソーダストリームを使用していますが、送料のかからない「定期お得便」を利用してガス交換をしていますよ
最後に
このようにどれも色々と違いがあり良い点、いまひとつな点などありますのでどれがいいかは好みの問題かと思います。
使う方の味の好みや使用場所、洗浄したいかどうか、使いやすさなどで選んで頂くと良いのではないでしょうか。
今回の記事執筆後、我が家はソーダストリームを購入しました
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