LEGO WeDo2.0は生産終了しています。以下は記事執筆当時の内容です。
プログラミング学習の中でも特に人気なロボットプログラミング。
ロボットを組み立て、動かすという作業は子どもだけでなく大人も夢中になれます。
今回はその中でも人気な教育版LEGO について私がWeDo2.0を購入する際に比較検討したことを中心にまとめます。
追記(2022-02-23)
LEGO WeDo2.0は「LEGOスパイクベーシック」という新しいモデルに変わっています。
WeDo2.0は生産終了しています。

2023年4月よりZ会プログラミング講座ではLEGOシリーズが終了しました。
以降は記事執筆当時の内容です。参考程度にご覧ください。

Z会に以前あったLEGOspikeベーシック講座の内容はこちら。
作る内容や教材は異なりますが、講座で学べるプログラミングスキルはWeDo2.0と同じだそうです。


LEGO WeDo2.0を受講された方はLEGO Spikeベーシックを購入する必要はなさそうです。
ということでWeDoは終了してしまいましたが、ここからはSpikeベーシックの旧シリーズ、LEGO Wedo2.0についてのまとめをご紹介します。

我が家は検討の結果Z会プログラミングwith LEGO Education (基礎編)に加入しました(現在は終了している講座です)
Z会プログラミングには2025年現在4種類のコースがあります。
資料請求は無料でできますのでご興味あります方は取り寄せてみてくださいね(アフィリエイトリンクです)
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Z会からLEGOプログラミング講座がなくなってしまい残念です。。。!!
LEGO Education (教育版レゴ)とは
レゴエデュケーションとはレゴ社のプログラミングロボット教材です。
世界90カ国以上の教育機関で採用されており、日本でも通信講座に限らず様々なプログラミング教室で使われています。

プログラミングができるレゴ
今回の記事でご紹介する「LEGO Education WeDo2.0」以外にもプログラミングができるレゴが4種類あります(2020年11月現在)
- レゴブースト(玩具版)
- レゴSpike ベーシック(教育版)
- レゴ SPIKE プライム(教育版)
- 玩具版 マインドストームEV3
- 教育版 マインドストームEV3
玩具版で人気なレゴブースト。上の5つの中では安価で購入しやすいものです。

レゴプログラミング玩具版と教育版の違い
玩具版レゴと教育版レゴの違いは、学びの度合い。
- 玩具版は「プログラミングもできるおもちゃ」
- 教育版は「プログラミング教室でも使割れる学習用」

プログラミングを学ぶのが目的なら教育版がおすすめです。
レゴプログラミングの対象年齢
- レゴブースト 7〜12歳
- WeDo2.0 5歳〜/Spikeベーシック
- SPIKEプライム 11歳〜14歳
- 玩具版マインドストームEV3 10歳〜
- 教育マインドストームEV3 10歳〜
レゴプログラミングの購入方法
- 玩具版はAmazon、楽天など
- 教育版はプログラミングスクールやアフレル、Z会など通信講座
玩具版はどこでも購入できます。
教育版はテキスト付きで欲しい場合はアフレルなどプログラミング講座で購入します。
テキスト不要の場合はAmazon、楽天などでも購入可能です。その際、海外版は不備があった時が不安なので「国内正規品」がおすすめです。
レゴプログラミングの選び方
- 玩具版がいいか教育版がいいか
- あとは対象年齢で選びます
我が家の場合
我が家は小学3年生/9歳の男の子(1人)です
- プログラミング教室は未経験
- 独学でスクラッチで遊ぶ程度
- プログラミングおもちゃの「embot」や「スマホロボ」は1人で作成可能
- ロボットプログラミングをきちんと学びたい
- 家から出たくない
- 時間を決めてやりたくない(オンラインのマンツーマンは不可)
以上の点から通信講座でのロボットプログラミングを受講したい。
そのため
- 安価で手頃なアフレル
- 顧客満足度1位(2019年)のZ会(注:現在は講座終了しています)
この2つに絞って検討しました。
教育版レゴ単体で買っても遊べる
プログラミング講座で購入してもレゴ代金+教材費がかかります。
レゴエデュケーション単体で購入すればかなりお安く買えます。
教材費がネックの方は単体での購入してもそこそこ遊べますよ。
SPIKEプライムはこちら
レゴ公式アプリが結構優秀なんですよね。
テキストがなくてもアプリを見ればいくつもいくつも簡単に作れるようになっています
レゴWeDo2.0公式アプリの画面

アプリには大変わかりやすく大きな図解で作り方が掲載されています
下の画像はレゴ公式アプリに作り方が載っているロボットの一部

これ以外にも多くの種類が掲載されています

良くない点
教材なしでもそこそこ作れてしまうくらい、とっても優秀なアプリなのです。
ですが見て書かれている通りに組み立てていくだけで出来上がってしまうので
テキストがないと学習効果は薄いように感じます。

例えばこちらはWeDo2.0が届いた初日にアプリを見てうちの子が作成した地震シュミレーター(子ども1人で作成可能)
そのほか扇風機や(アプリ状にプログラミングすればプロペラを回すことができます)

こちらはプルロボット
少し重さのある物もよいしょよいしょ、と運んでくれます

こんな感じで親の助けもなく1人で組み立てて動かせるくらい
レゴWeDo公式アプリは細部まで丁寧でわかりやすい内容になっています

アフレルとZ会レゴプログラミングの比較
Z会のレゴ講座は2023年4月で終了しています。以下は記事執筆当時の内容です。
参考程度にご覧ください。
ではここからが本題!
今回購入時に私が比較検討したアフレルとZ会の違いをご紹介します

アフレルとZ会の違いは以下の5点
(注:以下はLEGO wedo2.0のコースでの比較であり、両社とも該当コースは終了しています)
- アフレル 35970円(税込)/Z会79893円(税込/年払いの場合)
- アフレルは買い切り/Z会は毎月教材が届く
- アフレルの内容は動物をメインにアフレルオリジナルロボット6体
- Z会の内容はLEGO公式アプリ内のロボットを12体
- アフレルは教材とブロックセット購入のみ
- Z会は教材のみの購入可能
- アフレルは低年齢向け(幼稚園〜小3)/Z会は小1〜小4向け
Z会のレゴプログラミング講座は無くなってしまいましたが今後また何かあるかもしれませんし。。いつかどなたかの参考になるかもしれませんのでこの比較は残しておきます。
わかりやすさの違い
資料請求での判断だけですが資料を見る限りアフレルもZ会も大変わかりやすいテキストになっており難易度に違いはないように感じました
(ただ、アフレルの方がひらがなが多く、カラフルでテキストも少し低年齢向けの内容になっています)
Z会

アフレル

内容の違い
Z会は1年間受講し講座レポをブログにまとめています。
コース全体通してわかりやすく、取り組みやすい内容でした。

アフレルはプレフルラボを受講しました。講座レポはこちら。全体通して難しかったです。

アフレルのメリット
アフレルは受講費用が断然お安いです
Z会と比べると4万円ほどお安く、アフレルオリジナルロボットが学べます
オリジナルシートやシールもつき、作れるロボットは「うさぎさん」「くまちゃん」など
比較的低年齢向けの内容です。
また、オリジナルロボットばかりで教材もオリジナルな内容なのも魅力。
WeDoを2セット使用したWハブ編の教材もあります。
この教材があることによって、他社にてLEGO WeDo2.0を既に購入していても、さらにアフレルでもWeDoを購入することにメリットが生まれます。
アフレルのデメリット
費用はお安く済みますが買い切り製品なのでテキストも6ヶ月分全てが一度に届きます。
となるとせっかく高価なレゴ WeDo2.0を購入しても最悪1日で全行程終えてしまうかも。。という不安もあります
また、低年齢向けなのでどれも可愛らしいのですが小3男子にはちょっと可愛すぎる内容なのでは、、という疑念も湧きました
Z会のメリット
Z会のプログラミング講座は顧客満足度1位(2019年時点)
2024年現在はLEGOを使ったプログラミング講座はありませんが、その他のプログラミング講座が4つあります。
アフレルに比べると受講費用はお高くなりますが通学のプログラミング講座と比べたらかなりお安くなります
そして「毎月届くテキスト」はやはり魅力
買い切り講座ではないので「1日で全行程終了してそれ以降WeDoは触らなくなった」なんてことはなさそうです
Z会のデメリット
受講費用がお高い点、作れるロボットがレゴアプリに記載されているもののみ
この辺りがもう少し改善されるとより嬉しいかなと思います
ではそれぞれ見ていきましょう
レゴWeDo2.0は生産終了しています。以下は記事執筆当時の内容です。
レゴ WeDo2.0 for home アフレル
アフレルのレゴプログラミングは購入しやすい価格とわかりやすいテキストで大変人気です。
レゴ単体が32000円ほどなのに対しアフレルはレゴ込みで税込35970円
驚きのコスパの良さです
我が家はZ会を購入しましたが、それは年齢がもう9歳だったため。
もう少し年齢が低かったら間違いなくアフレルにしていました

私が請求した時は資料請求にLEGOがついてきましたよ

組み立てるとミニマイロが作れます

アフレルの講座内容
以下がレゴWeDo2.0とともに一度に届きます
教材のみでの販売はされていないので、必ずレゴとのセット販売になります

保護者向けガイドブックは1冊
子ども用のワークブックは6冊
ファイルやシール、作ったロボットを乗せるシートなどもつき、小さい子が喜びそうな内容になっています
毎月1体、合計6体のロボットを作ります
- マイロ
- しゃくとりくん
- ざうるすさん
- あひるちゃん
- うさぎちゃん
- はらぺこくまちゃん
基礎編を行い、その後チャレンジミッションを行います

ワークブックは図解つきで大きく描かれており、小さな子どもが1人で取り組めそうな内容になっています

それぞれの項目に所要時間も記載されています
(1ステップ10〜20分ほど/大きい子ならもっと短時間でできそうです)
Z会プログラミング講座
さて続いてZ会プログラミングです。2024年現在LEGOプログラミングコースは無くなりましたがそれ以外のプログラミングコースがあります。
*アフィリエイトリンクです。
\ 自宅で好きな時間に学べる! /
作って動かして楽しいカリキュラムが多く人気の講座です。
私の場合、X(旧Twitter)上で楽しそうな動画をツイートされている方を多く拝見し、それらのツイートも購入の決め手になりました。

Z会のプログラミング講座は現在4種類あります。
- プログラミングはじめてみる講座(年長〜小学2年生)
- みらい講座 with KOOV (小1〜4)
- Z会プログラミング中学技術活用力講座(小学高学年〜中学3年)教科実践編
- Z会プログラミング中学技術活用力講座(小学高学年〜中学3年)コンピューター活用編
低年齢の方なら「Z会プログラミングはじめてみる講座」

年長さんから対象なのでとってもわかりやすくプログラミングが学べます。
受講期間も3ヶ月なのではじめてのプログラミングにピッタリ。

みらい講座 with KOOVはソニー・グローバルエデュケーションが開発したロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」を使用したプログラミング講座です。
手で掴んで組み立てやすいブロックなのでロボットプログラミングがはじめての方にもきっと作りやすいのではないかと思います。
ちなみに下の画像はリニューアル前の古い講座のパンフレット。私が受講検討当時に資料請求したものです。

そして終了してしまいましたが、Z会のレゴプログラミング講座がどんな内容だったかにも触れさせてください。

わかりやすくて丁寧で、とても好きな講座でした。
以下はWeDo2.0講座受講当時の内容です。
毎月1回テキストが届き、全12回なので1年間で終了しました。

作れるロボットは12体全てレゴアプリに掲載されているものです。
毎月テーマが2つあり、テーマに取り組み→チャレンジに取り組む、という流れで講座を受講します。

1回の講座所要時間は90〜150分×2テーマ
かなり長めに設定されています
我が家は初回講座は2テーマ30分ほどで終わりましたが初回だったからかもしれません。

毎月ワークブックと保護者ガイドが届きます。

テキストは小3なら見ながら1人で組み立てられる内容。ですが、少し字が多いので1年生の子だと保護者の手伝いが必要かもしれません。

不明な点は質問にも対応してくださいました。
まとめ
というわけで今回はLEGO Education WeDo2.0の比較についてお伝えしました
単体でも購入でき、レゴアプリを見ればそこそここなせたくさんのロボットを作ることができます。

ですがその金額に少し上乗せすると(アフレルなら)教材と本体が買えてしまいます。
テキストが付くとよりしっかりとロボットプログラミングが学べますよ。
皆様も楽しいレゴプログラミングライフをお楽しみください。